大通公園は、テレビ塔から札幌資料館まで約1,5㎞。
明治の開拓時代には、火災が多く南北に分ける防火帯の意味があったそうです。
その後開拓が進み、大通公園から北は官庁街、南は住宅街となり。
現在官庁街は北に多いが、南はすすきの歓楽街となっている。
そんな、大通公園を普段何気なく歩いていて気づかない昭和がいっぱい。
それは、彫刻や歌碑などが以外と多く、驚いた。
快晴のテレビ塔。

花の母子像。 昭和46年設置。
子供の手には、札幌の木ライラックの花房が。

ベンソンの水飲。
昭和41年アメリカのポートランド市から贈られた。
水は飲めません。

開拓母の像、昭和38年設置。
母が子供にクマザサを手渡してる、未開の原野を象徴してる。

見づらいので、拡大。

牧童、昭和31年設置。
終戦後初めて建てられた彫刻、牛乳生産百万石突破記念だそうです。

湖風、昭和51年設置。
地下鉄東西線開通記念。

石川啄木像、昭和56年設置。
昭和40年9月14日〜27日間滞在、啄木の70回忌に合わせ建立。
『一握の砂』に札幌の印象が詠まれてる。

泉。 ニッカウイスキー社建立。
大通公園の中央にありました。

吉井勇、歌碑。 昭和56年設置。
札幌の木ライラックが詠まれてます。

『聖恩碑』 昭和14年建立。
『聖恩無彊』(せいおんむきょう)と記されてる。

開拓記念碑、大通公園で一番古い記念碑。
明治19年偕楽園に建立、明治34年現在地に移設されてる。

奉仕の道。
中心にふくろう。右にうさぎ。左に鹿。手前がハトの彫刻。

漁民の像、昭和44年設置。
網を引く漁師、右に子供と遊ぶ女性。
故郷の漁村を離れ、札幌に住む若者を励ます意味で建立したそうです。

すべり台。 ノグチ イサム作。
ノグチ イサムは東区のモエレ沼公園の設計者でもある。
広大な敷地の中央に小高い山があり、そこから眺める景色は素晴らしい。

若い女の像、昭和59年設置。
バラ園にふさわしい女性像です。
奥に見えるのは札幌資料館、大正15年建立で元札幌控訴院でした。

想像以上に多かった、明治、昭和の香りも。
札幌の歴史散歩でした。
- 2020/10/21(水) 07:47:44|
- 大通公園
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自分も知りませんでした。
テレビ塔から、資料館まで大通公園の両サイド散歩してみて分かりました。
公園も紅葉の季節を迎えますね。
- 2020/10/24(土) 09:16:13 |
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