千本ナラ3本の内2本落雷や暴風で倒れた情報。
そこは、日本海から厳寒の北風が吹き付ける場所。
2014年10月に見学で山歩きしていた。
写真をさがし、振り返ってみた、倒れた千本ナラの2本は想像がついた。
日本海からの強風のため、枝が多数に分かれて伸びる姿が千本に見える。
木に触れると病気が治ったとテレビで報道『御神木』とも。
途中濃昼(ごきびる)集落に寄る、難読地名の代表格。
松前藩時代にも記録残されてる歴史ある集落、ニシン時代ですね。
現在は空き家が多いようでした。

千本ナラの案内が出ました。

分岐道の山道を登る。

山頂近くです。
遠くに今きた231号線が見えます。

到着です、千本ナラ案内。

当時は3本の千本ナラ、ミズナラとも。
樹齢800年、樹高18㍍、幹回り4,8㍍。

手前にもう1本。

当時見た樹勢から残ったと思われる一本。

800年間支えてきた、力強い土台。
奥に日本海が見えてます。

遊歩道が整備されてる。

この場所から近い所に黄金山が。
その山麓に樹齢1500年のイチイ、北海道ではオンコと呼ぶことが多い。
根回り5㍍、樹高18㍍。 画像は石狩市HPからお借り。
この巨木でも全国イチイでは、第5位だそう上には上が。

この地区は以前浜益村、厚田村と呼ばれてた。
平成17年石狩市と合併、石狩市浜益、石狩市厚田となる。
この地区は北海道でも北風の厳しい所、長年の頑張りはすごい。
なぜ千本ナラと、黄金山の一本のイチイが残されてきたのか不思議。
昔から地区住民の守りの木、信仰の木だったかも知れませんね。
千本ナラの一本も、強く生き続けてほしい。
- 2020/06/24(水) 08:03:29|
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