礼文島の漁師浜下福蔵さん札幌で個展。
紀伊国屋本店2階ギャラリーで開催されました。
冬の厳しい海や礼文島を力強い筆遣いで表現、90歳とは思えなかった。
17歳ごろから漁師『漁師日記』を書いていたそう。
30年ほど前から太い筆で模造紙に書くようになったそうです。
両脇に詩を添える書が多かったです、札幌在住の長女のすすめで個展を企画。
現在終了。
紀伊国屋本店、札幌駅すぐ西。

案内です、中央の女性が長女。
話を聞かせて貰いました。

お祝いの花。

自分の書でも案内。
『礼文島アワビコタンの浜より』

ご夫婦で、素晴らしい光景(2014年)
奥さんは亡くなられてます、奥さんとの思い出の書も多かった。

昆布漁を終えて帰港。
ウニ漁もするそうです。

展示会場。


力強い礼文。

『花の礼文も漁師は潮風との戦い』

時には嵐も。
『嵐の海にかもめ飛ぶ北の海は厳しい』

妻への思い!!!
『春風と共に妻と働いた岬』

いつも福蔵さんの心の中に妻。
半世紀連れ添った思いが!!!

大漁のお祝い、光景が目にうかぶ。

漁師日記。

ある日の日記、平成28年5月7日。
『沖合操業注意、よく海を見る、健康注意、漁師の気持ちを大切に』とある。
漁師プロの言葉ですね。

2014年妻が死亡した時は、失意で半年間は筆を握れなかつたそう。
子供達に背中押され再開。
夏はウニやコンブを採り、冬は札幌住まいだそうです。
- 2020/04/29(水) 07:25:14|
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