アイヌ文化と北海道は深いかかわりが有ります。
道東のオホーツク文化も、アイヌ文化と関連が深く住居内に
熊の頭骨を集積し、熊にたいする信仰を持っていたと考えられ
ています。
幕末から明治初期にかけ、6回ほど北海道探検をした松浦武四郎は
各地のアイヌ集落の案内があってなしえたと言われています。
北海道の山岳、河川、町村、生活道具等の名称などはアイヌ語由来が
非常に多いです。
今回アイヌ民族伝統の技と、現代芸術家の発想の技のイベントが開催された。
会場は札幌市中心部のグランドホテル。

ロビーです。さすが一流ホテル。

案内。

会場光景。

アイヌ文様と樹皮を想像。現代芸術家作品。

アイヌ木彫の象徴クマ。
『春』ふきのとうで食事。

『夏』小熊を川で教育中。

『秋』溯上サケを捕獲。冬眠にそなえ十分な栄養が必要。

『冬』冬眠中。
雪穴で冬眠します。

織り機。 アイヌ語→アットウシカラペ。

樹皮衣。 アイヌ語→アットウシ。
アイヌの衣服には、ニレやシナノキの内皮で織った衣服や
サケ、マスの魚皮を継ぎ合わせた衣服。
ヒグマなど動物の毛皮の衣服が多かった。

矢筒。 アイヌ語→イカヨプ。

小刀。 アイヌ語→マキリ。
文様も奇麗ですね。矢筒と小刀を持ち野原をかけめぐったのでしょうね。

イクパスイと呼ばれる祭具。
北海道南部の上ノ国町で出土。
人間の祈り言葉を、神々に伝える役目を持つそうです。

お盆。 アイヌ語→イタ。 日本語板と関係あるのでしょうか?
上下、左右対称でありませんね、工夫されている。

編み袋。 アイヌ語→サラニプ。
プラスチック袋禁止の動きありますが、これはマイバックに最高。

アイヌ語→ユーカラクル。
床ヌプリ。

シマフクロウ。 アイヌ語→コタンコロカムイ。
札幌市南区、真駒内公園でも生息が確認されてます。

オオカミ。
昔は北海道にも生息してたと言われてますが?

樹布。

トンボ。 アイヌ語→ハンクチョツチャ。
現代芸術家の作品。

アイヌ文化には、サケとクマは生活上重要だったのですね。
北海道大学構内にも、アイヌの竪穴住居跡遺跡が発掘され
保存されてます。
- 2018/10/31(水) 08:03:43|
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