三笠市は、石炭と化石の街と言っても良いかも知れません。
今まで何度も訪問、何度かにかけてブログ紹介してきました。
しかし、抜けてる石炭歴史の場所がありました。
石炭輸送からスタートした旧幌内鉄道の中で保存されてる駅舎唐松駅と
唐松千代田地区の旧炭住街です。
まだ、雪深い3月8日訪問してきました。
札幌は雪も少なくなった時期ですが、三笠市に到着して驚き、さすが北海道
でも豪雪地帯、残雪の多さにびっくりでした。 唐松駅=とうまつ駅
三笠市の石炭と鉄道の歴史は、まさに北海道の石炭、鉄道の歴史と言って良いでしょう。
明治13年小樽、手宮から札幌まで北海道最初の鉄道が開通。
その後まもなく、三笠、幌内地区で石炭が発見され幌内太駅(旧三笠駅)と結ばれる。
三笠地区でも、幾春別、奔別地区でも石炭が発見、幌内鉄道として延長されその内の
一つの駅が旧唐松駅になります。
廃線後は取り壊しは無かったが、廃墟となり荒れ放題だったそうです。
現在は唐松町地元有志のボランテアで立派に、保存管理され訪れる人も多いそうです。
旧駅舎前にバス停があるようです。

深い雪で近づく事ができません。
半分くらい雪で埋まってるようです、本当に豪雪地帯。

旧唐松駅、夏の風景。 WiKipediaより。
開業昭和4年、廃止昭和62年。

待合室。
屋根は大きなギャンブレル屋根で、天井は高く広く感じるそうです。
本当に立派に管理されてるのが分かりますね。

旧唐松駅後方高台に、唐松千代田地区北炭系旧炭住街がありました。
唐松地区と幾春別川を挟み反対側には、弥生柳町があり住友系の炭住街があります。

無人の炭住街。
広い旧炭住街では、除雪がされてる生活されてる住居が有るのでしょうね。

窓には、ベニヤ板が!!!

旧炭住街のほぼ中心に共同浴場が。
生活されてる住宅有る事がわかりますね。

幌内鉄道の建設、技術を伝えた重要な人物が居ました。
その人は、アメリカ人のジョセフ・クロフォード氏で明治11年土木顧問として着任。
詳しくは次のクロフォード公園、三笠鉄道村ブログで書いてます。(リンク)
・2014,10,15
三笠市『日本ジオパーク』三笠市を歩く〜クロフォード公園〜三笠鉄道村
- 2018/04/11(水) 08:10:39|
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