札幌市HP で『大正、昭和の住宅街を歩く』のページがあり
整理されていた。札幌景観資産が中心。
十数軒があり、その中に『三誠ビル』が目に入った
札幌中心街でもあり、興味がわいて訪問をしてきました。
三誠ビルは大正13年建築で鉄筋コンクリート造りで、市内に現存する
鉄筋コンクリート造のビルとしては最も古いそうです。
レンガ造や札幌軟石造からコンクリート造に移行する時代の貴重なビル。
近代的ビルに囲まれたクラシックな姿を残してるビルでしたね。
三誠ビル正面全景。
館内見学の許可は得てます。

市電通り側中央玄関。

ビル壁面を良く見ると、当時としては工夫をこらした設計者のポイントを
感じる。

ビル側面にも通路が。

中央玄関横に札幌景観資産指定のプレート。
昭和63年選定。

玄関ホールに銅像と館内案内板。 銅像には『誠実』の名板、裏側に説明が
あったが狭くて読めない、ビルの初代オーナーでしょうか?

廊下です。2、3階共同じ設計、事務所造りでした。
ほとんどがオフィス利用で、弁護士事務所もありました。

中央廊下の右側には、複雑そうな階段がでも何故かレトロな雰囲気。

館外の喫茶店の案内看板に、入って25歩進んで下さいとあった。
しばらく探してやっと納得、ここが喫茶店入口。

オフィスビルですが、レストランもあります。

理容院まで!!

まわりは近代的ビルばかり、三誠ビルを見てると今のビルは四角い箱に
窓を付けたビルに見えてしまう。味が無い。
まさに、外も内もレトロ雰囲気満載のビルでした。
札幌市のHPには他にも紹介があるので、訪問したいですね。
- 2018/01/24(水) 07:47:15|
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