北海道では、すっかり平地でも初霜、初氷、初雪のニュースを耳に
するようになりました。
札幌市西方の山々で一番高度の高い(1023㍍)手稲山の山頂では常に雪景色
となりました。
前回18日ブログで、学園都市線廃線提案駅訪問紀を、その1として紹介しました。
今回は残り9駅を紹介します。
『札比内駅』さっぴない。
駅名由来は、アイヌ語『サツ・ピ・ナイ』(乾いた石ころだらけの川)
簡易委託駅で、駅前の茶店で乗車券を扱ってるそうです。

『晩生内駅』おそきない。
駅名由来はアイヌ語の『オ・ショキ・ナイ』(川尻が高くなってる川)
難読駅名としても挙げられてるそうです。 本当にそうですね。
駅前の樹木を見ると歴史を感じますね。

ホームから。

『札的駅』さってき。
駅名由来はアイヌ語の『サツテク・ナイ』『乾季になって干し上がる川』
やせる川を表現。
ホームと小さな木造待合室が直結。

『浦臼駅』
駅名由来は、アイヌ語の『ウラシ・ナイ』(笹のある川)
浦臼町の中心駅、ここから新十津川方面へは1日1本のみです。
駅舎が新築された際に『ふれあいステーション』と名付けられた。
歯科医院が入居してる、珍しい駅でした。
将来を考え町のアイデアでしょうね。

駅舎内の歯科医院です。

丁度1両編成の列車が入りました。

駅前広場では、寄り道サロンが。
中にはお年寄りが数人お茶を楽しんでました。
どうぞと声を掛けてもらいましたが、先に進む。後で考えると失敗でしたね。
学園都市線の考え聞けたのに!!!
浦臼町なかなかのアイデア町ですね。

『鶴沼駅』
駅の周辺は町営住宅があり、商店も集まり小さな集落を形成。
近くには、道の駅、温泉、キャンプ場などがある。
そんな環境なのに、ホーム直結の小さな待合室に学園都市線の現状を実感した。

『於札内駅』おさつない。
駅名由来は、アイヌ語の『オ・サツ・ナイ』(川尻が乾く川)
待合室だけが設置、集落もなく田畑と数軒の農家があるのみのようです。
駅名はアイヌ語由来が多いですね、北海道はいろんな言葉でアイヌ語由来
が多いですね。
『その1』で多かった待合室の旧客車改造の利用が『そのⅡ』では一ヶ所
も無いですね、小さいながらも木造待合室は故郷を感じますね。

駅前は黄金色の稲穂。

『南下徳富駅』みなみしもとっぷ。
待合室も設置されてなく、田園風景が広がる中にホームが有る。

『下徳富駅』
周辺は田園風景の小さな集落、レンガ建ての大きな農業倉庫などがある。
国道沿いにも集落があり、駅舎も大き目ですね。
大木が歴史を語る。

ホームから駅舎。

『新十津川駅』
学園都市線の終着駅である。2016年のダイヤ改正で終発時刻が9時40分となり
日本一終発の早い駅となった、 1日1往復です。
新十津川町は、沿線の中では大きな町ですが列車で札幌方面へがいかに少ないかを
表してますね。

待合室は今まで見て来た待合室と同様、住民と思われる心くばりが各所
に感じられました、椅子の手作り座布団、清掃等がそうですね。
木彫りの熊さんも何点かありましたよ。

新十津川町観光ソング。
『ふる里の駅』が駅舎に掲示されてました。町民作でしょうか。
故郷と学園都市線の気持ち良く出た歌詞ですよ、でひ読んで見てください。

1日1本の発車時刻表。

北海道医療大学から、新十津川駅までの各駅を訪問して受けた感想は
古くなった、木造の小さな待合室に入って椅子に腰掛けてみると、雰囲気が
故郷の感想なんですね、不思議!!!
私も現役時代は、学園都市線新川駅から札幌駅まで通勤利用してましたが、以降は
年数回の利用程度ですね、バス、地下鉄が多い。
- 2017/10/25(水) 07:35:08|
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