札幌市交通資料館は、地下鉄南北線の自衛隊前駅にあります。
南北線の南最終駅が真駒内駅、その一つ手前の駅になりますね。
地下鉄ですが、真駒内駅に近づくにしたがい地上に出てます、当然自衛隊駅も地上
の地下鉄です。
この高架橋脚間を活用して、交通資料館としたのですね、鉄道ファンらに人気があり
昨年は1万3千人の見学があったそうです。開館して42年だそうですから、根強い人気
があるのですね。
今回高架橋脚の耐震補強のため、9月で一時閉鎖されてます、私は9月16日訪問
再開は1920年になるそうです。
会場到着。

最初に高架下のバスから。
ボンネットバス。昭和30年一般市内路線用バス、62人乗り、39年で廃車。

マイクロバス。札幌市の人口増加に対応昭和38年27人乗りの小型バスで営業
49年で姿を消す。

緑バス。 新い94-6型。 現在のバスに似てますね。

ワンマンバスと表現してた記憶があります。
車掌が居なくなり、運転手一人ですべて管理してた、アナログ時代で料金投入口
があり、両替も乗客がする。停留所の案内はこの時代は運転手がマイクでしてた
記憶があるのだが?

赤バス。 東ひ87-41型。

電車の歴史に入りました。
木製電動客車、大正7年最初に登場した路面電車、これで馬鉄が無く成る。
定員26名、 18年間市民の足となった。

鋼製ボギー電動客車。ラッシュアワー対策のため、2両連結車。
日中の乗客の少ない時は単独で運転、親子電車の愛称で呼ばれていた。
この車両は子の方です。

鋼製2連々接電動客車。昭和38年輸送拡大で2両の車体を永久連接車。

鋼製ボギー内燃動車。
昭和33年当時、各地の変電所が完備されて無い時デーゼル動車を投入した
路線があった。 定員90人。

電動除雪車、大正11年排雪電車として考案された木製の一番古い除雪車。
円筒形のブラシを回転させて除雪。ブラシの材料は竹のササラこのためササラ電車
と呼ばれてる。この原理は現在も同じです。

木製から、新しくなった『ササラ電車』

地下鉄の展示。
この電車は、地下鉄南北線開業に向け昭和42年〜44年まで試験車両として
基礎資料を得た試験車『すずかけ』です。

地下鉄南北線第1号車。
世界で初のゴムタイヤを使用した、案内軌条式車両の実用1号車です。
乗心地と騒音防止が目的、定員90名×2。この車両は昭和45年製造、昭和60年廃車。

同上のタイヤ。

高架下交通資料館です。
入場無料、10月から2020年までは耐震化工事でお休み。

1000点を越えるさまざまな資料。

交通機関の歴史、街角風景写真、古い札幌駅等の記録が見られ興味深い
資料が多いです。

木炭バス、私が子供の頃記憶があります。なつかしい写真です。
時には止まって車後部のガス発生機を運転手さんが鉄棒で、つついてましたね。

馬鉄。 明治45年。 電車も馬が動力の時代があったのですね。

大正初期の馬鉄、札幌駅前通り。通行人の服装が皆正装ですね。
左に馬車、その横に人力車ではないでしょうか?

大正7年頃、軌道の雪を排雪する馬ソリ。

大正9年札幌停車場前。

大正9年4丁目十字街付近。

昭和12年、同じ場所の光景。こんな宣伝で戦争に向かったのですね。

昭和46年当時の道庁を望む苗穂線。 現在歩行者天国になってる所。
ここの電車は、私には記憶に無いんですよね。この当時は北見市民でした。

交通資料館が、このような形で有る事は知りませんでした。
マスコミの情報で知り、しばらく閉館と知り見学してきました。
利尻富士、大雪山系からは初冠雪のニュースが流れましたよ。
高齢者には、きつい季節を向かえます。
- 2017/10/04(水) 08:20:31|
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