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オジサンの車中泊ぶらり旅&日記

車中泊の旅過去ログ&旅行&日記など綴りたいと思います

江別市東野幌、千古園北の開拓に尽くした関矢孫左衛門屋敷跡、ブナの大木。  2017,8,16

     札幌市から国道12号線を旭川市に向かい、約30㎞程度に江別市があります。
     江別市野幌駅手前で、右折道道46号線に入るとまもなくでした。 江別市東野幌375番地。

     この地、野幌開拓の移民団は旧長岡藩士宅に本社を構えた『北越植民社』誕生は明治19年。
     関矢孫左衛門が初めて野幌の地を踏んだのが明治22年、翌年新潟の農民ら200人以上と共に
     野幌への移住が本格化したそうです。

     この千古園は、孫左衛門の屋敷跡で思いのほか広大でした。
     最初は、巨木のブナがほとんどかと思いましたが、いろんな種類の古木、高木が多いのに
     驚きました。

 12号線から右折まもなく46号線ぞいに大木の森が目に入る。
 千古園を示す案内板が。

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 千古園の大木の切れ目の広場に立つ『史跡千古園』の石碑。

R0024219.jpg


 千古園の中央付近に、大木の森の中で太陽が差し込む小さな広場
 があった、孫左衛門の屋敷のあった場所かと想像してしまう。

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 広場のまわりは、長い歴史を思わせる大木、高木の連続。

R0024226.jpg

 千古園の外周にそって、大木の間に立つ石像、石像の裏には個人名があり
 個人で建てたもののようです。

R0024174.jpg

 何本かが合体したように見えますね。

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 大木ブナの集団、みごとです。
 老大樹のブナの種子は明治31年孫左衛門が出身地の新潟県から持ち帰ったものだそうです。
 長い風雪に耐えてきたことを、想像して見てました。

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 3本に見えますが、実際は5本が長い歴史の中で合体した姿だそうです。

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 園のくぼ地に、池と東屋が開拓の疲れを癒した場所でしょうか。

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 関矢孫左衛門の指導で、開拓成功と発展を偲び村民が『留魂碑』としてここに据えた。
 孫左衛門はこれを喜び周りを散策したそうです。

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 野幌独立移住民開拓記念碑。
 独立とはどんな意味をもつのでしょうか。

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 江別市保存樹木ブナ。
 道南地方が北限だそうですが、市内でも稀な巨木だそうです。
 樹高 25㍍ 樹齢 120年

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 サワラ(保存樹木)サワラとしては有数の古木で高木です。
 樹高 25㍍  樹齢  95年

R0024189.jpg


 ミズナラ。 水分の多い木でミズナラと言うそうです。

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 キタコブシ(保存樹木) 樹齢 180年
 大木、古木となり枝に支えが必要となってます。

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 シラカンバ(保存樹木)北海道では比較的良く見る木ですが、こんな大木は初めて
 開拓当時そのまま残されている貴重な巨木です。

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 エゾヤマザクラ(保存樹木)
 開拓当時の樹木です。 樹齢 95年

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 うだいかんば。
 樹皮は良く燃え、鵜飼のたいまつに使われるそうです。

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 イチイ(保存樹木) 北海道ではオンコとも呼びますね。
 こんな、高木のイチイは初めて、樹齢 210年

R0024236.jpg


 広い千古園で唯一見た花。

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 千古園から見えた、むぎ畑。
 収穫時期のようです、孫左衛門の精神が今も引き継がれてますね。

R0024234.jpg


 千古園は江別市指定文化財になってます。
  驚いたのは、この地区は豪雪地方広い園には大木、古木が多く守るため冬囲い
 をしてるのだろうか、私は数と高木から自然にまかせてるように感じた。

 一本の枝も折れた様子が無い、まわりのブナの大木が内側に多い保存樹木の古木
 を守ってるようにも見える。
 
     
  1. 2017/08/16(水) 08:20:29|
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Author:N.PIKA
大雪山を一望できる上川盆地で育ち、旅、登山、釣りを趣味として年輪を重ねたオジサンです。
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