先日、市中心部まで用件あり久し振りにアカレンガ テラス前通りに寄って見た。
赤れんが庁舎に向かい何か、にぎやかでイベントが有る雰囲気。
久し振りに道庁旧本庁舎を、見学して見た。
道民からは、赤れんが庁舎の愛称で親しまれています。
庁舎内は、以前から展示内容も少しかわり工夫が多くなされてました。
一番の変化は、外国人の見学者の多くなった事に驚きです。
道庁旧本庁舎前は、駅前通りまで歩行者天国です、通年ですね。
この日は水に関するイベントが有ったようです、私は赤れんが庁舎が目的でほとんど素通り。

オープンカフェーも。

暑い日で、アカレンガ テラス通りには二ヶ所に
ミストシャワー『涼しい』 みんな笑顔。

くつろぎのひと時、外国人が多い。

北海道のイメージにあいますね。
札幌市の中心部に有るのも良い。
この赤れんが遊歩道下には、札幌舗装道路発祥となった『木塊舗装が保存されねむってます。

木塊舗装の工事方法の説明。

説明板、分かりずらいですが現在のアスワルト下の工事は現在とあまり変わらない。
アスワルトの替わりに木塊を奇麗に敷き詰めたと思えば良いのかな。

実物の模型ですね。現在はこれを保存するため上に赤れんがで
遊歩道としたのですね。

『木塊舗装』時代の貴重な写真。
明治6年開拓使札幌本庁舎に見られる洋式な屋根に、八角塔のドーム状の建築物
が見られませんね。
これは、明治42年の火災で焼失したのです。外壁のれんがは無事でこれを使用して復旧工事
をしたからだったのですね。

北海道100年を記念して、昭和43年に完全復元、永久に保存
される事になりました。

旧庁舎館内には、北海道の歴史を中心に数多くの展示があります。
明治初期の建築風景です。

明治3年の札幌、下の大きな川が豊平川、上部は藻岩、手稲山山麓を示してる
のでしょう。
家屋として判別できるのは約30軒程度です。

『諸藩分領支配図』(明治2年末現在)とあります。
開拓使直轄、本州各藩の分領等の考え方私は初めて知りました。 驚きです。
樺太は日露雑居とあります、おもしろい表現ですね。

北大クラーク博士とのお別れの絵。
明治10年教え子や教師たちは、島松駅逓所まで同行しお別れをした。
その時の言葉が『青年よ大志をいだけ』だったのですね。

❖
島松駅逓所> (ブログとリンク)
道南方面に入植した伊達家の絵。
きびしい寒さ、食糧難とのたたかいの中、明治7年2頭びきのプラオ等
西洋農業を取り入れ開拓の先駆者となった。

北海道で発掘された縄文遺跡には、北東北との交流がさかんだった事が分かります。

赤れんが庁舎、札幌軟石の玄関階段から外の風景。
明治初期のここから見た風景はどんな光景だったのでしょうね。

庭園の池では、ようやく蓮が開花の時期を向かえたようです。

道庁旧庁舎は昭和44年、重要文化財に指定されてます。
しばらく振りに見学しましたが、よかったですね。
これほど優れた明治時代の洋風建築物は国内でも数少ないそうです。
札幌訪問の機会には見学を!!!
- 2017/07/26(水) 08:30:35|
- 札幌
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0