私が北区の住民になったのが、平成7年当時は植樹された木も小さく、住宅街
の公園としては広い方かなと言う感じの公園でした。
この公園は、北海道大学第2農場として使われていたそうです。面積2㌶あり平成5年
開園してます。 住民、付近町内会の要望があったのでしょうか、住宅街の公園として
は広いほうですね。
平成14年に公園外周に、パークゴルフコースが出来大人から子供まで楽しめる公園になってます。
また、この公園には古い歴史があった。 公園開園前に発掘調査されてます。
900〜1300年前の擦文時代の遺跡が出ており、K435遺跡と言われてます。
住居は竪穴式で24軒で、すでにたくさんの人々が生活し小さな村ができていたのですね。
発掘から、食料はアワ、ヒエ、キビ、ムギ、無数に捕れたサケ、マスだったようです。
北大構内の北側にも、竪穴住居跡が発掘されておりK435遺跡とも近く交流もあったで
しょうね、当時のジャングルの中ロマンの想像がふくらみます。
北大とエルム公園の位置関係地図。
北大と距離的に2~3㎞ですから交流あった事は当然想像できますね。
エルム公園マーキングが、足の部分しか出てません。左上部です。
エルムの森公園です。

公園の全体像、公園の中に市道があります。
外周にそってある数字がパークゴルフコース。9ホール。 無料です。

公園内にある、ただ一つの石碑『桜道』

K435遺跡を示す説明板。

外周のパークゴルフ、平成14年完成。住民の活動があったのでしょう。
安全には十分配慮されてますね。

遊具も設備、大人から子供まで楽しめる。
ママ友、子供達の輪が広がる場所。

夏の酷暑の時期には、石垣から水が水路に流れ子供達の絶好の遊場。

木も成長し、木陰も多くなりました。

中央広場。

中央広場の回りは木々で囲まれている、暑い日でも親は安心。

快晴、お父さんも家族サービス、後ろから撮らせてもらいました。

銀杏道り。 秋には大きな銀杏の実をつける木が2本程ありますよ。

広場で野球遊び。

公園内市道を挟み、反対側はすべてパークゴルフ。

自宅から散歩圏内、約20年利用させて貰ってますが木々も成長し森の公園のイメージに
変わろうとしてますね。
この公園が、北大農場、そしてさらにさかのぼると擦文時代まで歴史が有ることに驚きです。
その時代があって、今の近代的生活があるのでしょうね。
- 2017/06/21(水) 11:13:33|
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