苫小牧市の科学センターに旧ソ連時代の宇宙ステーションの実機が展示されてる
のは、以前からニュースで知っていた。
チャンスが無く見学できずにいたが、今回は昨年3月胃の手術後車の遠乗りは避けてたので
最近体調も戻った感じがしてたので、様子見で少し遠乗りの意味も有って見学をしてきました。
国道36号線で、約100㎞ 前後だと思うのですが一番渋滞の多い国道で2,5時間くらい掛かりました。
苫小牧市科学センターは、宇宙ステーション以外にも子供達(大人もですが)
の科学の勉強の場としても整備されてます。 2階建てで、工作室、実検室、展示室、プラネタリウム等 が整備がされてます、苫小牧の子供達が羨ましい。

宇宙ステーション全景です。旧ソ連が昭和61年に打ち上げた世界初の
有人宇宙ステーションですね、圧倒的な存在感。
平成10年、苫小牧市市制50周年を記念して、I 建設KK より寄贈されたそうです。

別角度から、 この機体は実機で予備機として製作したそうです。
手前が『クバント』後方が宇宙ステーション本体の『ミール』

ドッキングポート。

ドッキングポートです、目的により構造が違うようです。

『ミール』には前に5ヶ所, 後ろに1ヶ所のドッキングポート
が有り、それぞれの設備が連結されていき宇宙ステーションが作られる。
後方の1ヶ所は『クバント』と連結してるのが分かりますね。

前方から後方です。

共に引退した、アメリカのスペースシャトルとドッキングした
スナップです、誰がどんな方法で撮ったのでしょう?

『クバント』です。ロシア語で『量子』という意味だそうです。
『ミール』の後部にドッキング、天体観測の望遠鏡、姿勢制御システムを備えてます。
全長5,8㍍ 、直径4,15㍍ 、重量11,5㌧。近づくと巨大なのを再確認します。

『ミール』の一部です、姿勢制御用スライサー。
メインエンジンが分かります。 『ミール』はロシア語で『平和』と言う意味で
全長13,13㍍, 直径4,15㍍, 重量20,4㌧あり、単体でも宇宙ステーションとして機能
できるそうです。

『ミール』外周に設備されてる姿勢制御用スライサー。

メインエンジン、300㎏の推力を持ち地上約350〜400㎞
の高さを維持します。

操縦室です、操縦席(二つ有る赤い席)背もたれのような部分の下に
ひざをつけ体を支えるそうです。

軌道表示装置、これはスペースシャトルで使われたものです。

プライベートルーム。宇宙飛行士が音楽を聴いたり、睡眠をする部屋です。
左側に寝袋のような物が有りました、睡眠の時これで体を安定させて寝たのでしょうね。

トイレです。汚さず使うには工夫がいるそうですよ。

冷蔵庫。

宇宙食のサンプル、この他にも多くのサンプルが有りました。
宇宙の生活では、これが楽しみなのでしょうね。

外の様子の説明板。

中の様子。

宇宙ステーションは、15年の運用で老朽化平成13年南太平洋に落下し
使命を終えました。延べ100人以上の宇宙飛行士が搭乗しましたが、 日本人では秋山豊寛さんが乗り込んでましたね。
現在は米国やロシアなど15カ国が建設した国際宇宙ステーション(ISS)
が飛行してますね。
久し振りの、遠乗りでしたがやはり疲れが分かりましたね。翌日まで残ってました。
少しづつ、体をならし、又、道内くらいの車中泊ぶらり旅くらい復活したいですね。
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- 2016/11/28(月) 09:10:44|
- 岩見沢市
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