札幌市北区は、石狩湾に近い事もあり平地が多い所。
開拓期には、厳しい季節風から農作物を守るために、ほぼ南北に約10㎞にわたる樹林帯
を作ったそうで、それが現在も守られ憩いの場となっている。
ポプラ通りと表示が屯田防風林です。
防風林は東側(右側)の屯田地区と西側(左側)の新琴似地区の境界でもあります。
西側から見た防風林。

東側から見た防風林。

防風林には、今では珍しくなった『オオウバユリ』を見る事ができます。
主に、防風林の南側に群落地は多いようです。
保護区域である看板です。

防風林の中には遊歩道が整備され、涼しさと憩いを求め
散歩に最適です。

老木も見えますね、屯田兵が『コ』の字型に自然林を残して作った
防風林の一辺が元に成っているとも言われてます。 WiKipedia

オオウバユリの群落です。日陰でここは少し開花が遅れているようです。
(現在はもう見頃は過ぎてます)

開花してます。

オオウバユリの集中してるところ。

老木の木陰で遅れてます。

見頃です。
芽を出してから、6~8年目にようやく花を咲かせ、種をつけ
、すぐに枯れてしまうそうで、開花から見頃は5~6日。


老木ですが、多くの樹木で守られてるのでしょう。

近くの市民は憩いの場として羨ましい。
私は歩いては少し距離がある、年に何度か行きますがママチャリ。

昔は自然林からスタートしましたが、現在は市民の努力で
いろんな樹木が見られます、針葉樹も有りました。

老木とオオウバユリ。

休憩ベンチも用意されてます。
小さな池もあり、子供たちが虫取り網で楽しんでました。
市内には公園が、多く有りますがまた違った良い雰囲気があります。

昔は屯田側は田が多く稲穂の金色が、新琴似側は畑が多く
大根の葉で緑が一面に広がっている秋の光景だったそうです。
現在は全体が、一面ほとんどが住宅街と一部が商業地に変貌してます。
先輩の人々は、本当に良い緑地帯を残してくれましたね。 感謝。
しかし、都市化と同時にオオウバユリの群落地が小さくなってるそうで心配です。
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- 2016/08/23(火) 11:43:47|
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