栗山町は札幌から、車で約1時間程度でしょうか。
日本ハム栗山監督と同名の町で、監督との友好関係も強いそうです。
町内には、監督が手がけた球場も有るそうですよ。
訪問したのは、残雪も少なくなった3月18日でした。
明治初期からの老舗酒蔵があると聞き、春気分に誘われドライブをしてきました。
明治11年創業で、商標の『北の錦』は初代小林米三郎が北海道のこの地で錦を飾って
やろうという意気込みを表したものだそうです。
栗山JR駅です。 立派な駅舎でしたよ。

私は初めての、町訪問でしたが小さな集落を想像してましたが
広々とした街並でした。
駅前通りです。

案内図で行き先確認。

途中に有った、栗山天満宮で参拝。
地域の歴史は、神社、仏閣を見ればだいたい歴史の古さが想像できますね。
栗山町は古い歴史がありそう。

目的地到着です。
貫祿の『北の錦』紀念館が有りました。 ここの酒蔵は訪問者が多い。

正面入ってすぐ目に入った『くりやまトゲ抜き地像』
イガ栗を手に持つこの『くりやまトゲ抜き地蔵』は町おこしのシンボル
として製作されたそうです。

館内は小林酒造の歴史的資料と、当然名酒の販売です。

最近見なくなりましたね。

歴史ある酒蔵、貴重な展示物も見られます。

小林家所蔵の貴重な芸術品と言ってよいでしょう。

昔の甑倒し(こしきだおし)の祝宴風景
仕込みが終わり、ご苦労さん会でしょうか。

懐かしい物も数多い。

近郊には、昭和初期に多くの旧産炭地に囲まれており、
炭坑員に愛され成長した歴史もあるのでしょうね。
子供の頃よく見かけたポスターです。

先代小林氏の部屋。手回し式の計算機が見えますね。
私も使ったことが有りますよ、古い人間ですね。

応接室。 北海道の田舎町とは思われないですね。

別室の資料館には、代々受け継がれた懐かしい
品々が展示。

工場入口です。

通路には昔使った製造用品が並べられてました。

敷地は一万坪、18棟の蔵が点在し西洋建築のレンガ蔵が美しさを保ってます。
『登録有形文化財』指定。
雪の中に見えるのは、昔のボイラです。

国道から見た蔵。

昔は工場の一部だったのでしょうか、今は資料館の一部になってます。

中央に大きな杉玉が見えますね。
新酒ができた合図になるそうですが、今は常時下げてるようです。

小林家住宅、現在一部開放してるようです。

栗山町にこのような古い歴史ある、蔵元が有るとは想像もしてませんでした。
酒蔵と言えば、北海道では旭川を思いうかべます。
小林酒造の主流は古酒製品で長く酒を寝かせて、その色はまるで稲穂となり
『北の錦』の命となっているそうです。
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- 2016/04/15(金) 14:22:30|
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