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オジサンの車中泊ぶらり旅&日記

車中泊の旅過去ログ&旅行&日記など綴りたいと思います

小樽市、小樽市内旧国鉄手宮線跡地散策路を歩く〜北海道開拓に重要な役割〜 2015.8.14

    小樽市内をほぼ東西に施設されてた、旧手宮線一度歩いて見たいと思ってましたが
    その機会が有りました。

    旧国鉄手宮線は幌内鉄道の一部として、明治13年に小樽、手宮〜札幌を結ぶ北海道で
    最初の鉄道として開通し、開拓に重要な役割をはたした鉄道です。
    開通当初は札幌まででしたが、その後空知地方の幌内地区で石炭が発見され幌内太駅(旧三笠駅)
    と結ばれます。札幌から約60㎞と近い。

    三笠市街から奥の幾春別地区にも炭坑が開坑(明治18年)幌内鉄道として石炭運搬ルート
    として発展したのですね。

    しかし、この鉄道は産業面ばかりでは、なかったのですね。
    北海道開拓を目指し、本州各地からの移住者の北海道内陸に向けた足にもなったのですね。
    又、十津川村の大水害で北海道移住を決断した人々の重要な足となり、幌内太駅までは汽車
    移動で助かったことでしょう、幌内太から現在の新十津川町までは苦労した移動だったようですよ。

 そんな歴史有る、旧手宮線跡地散策路を歩いて来ました。
 小樽と言えば、小樽運河と工芸ガラスですね、ほとんどの観光客はここで終わり。


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 小樽運河東端当たりの寿司屋通りの坂道を歩きます。
 小川が有り暑い日でも気持ち良いですよ。さすがガラスの町風鈴で和ませてくれます。


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 まもなく、手宮線に上がる階段が有りました。
 近くに旭寿司さんが有ったかな!!


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 線路の橋桁はレンガ。散策路でここが一番明治の香りを感じたかな!!


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 反対側の南小樽方面の橋桁、この方面は散策路として整備されてません。


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 手宮線記念跡地を示す説明板です。
 明治13年アメリカから輸入した『弁慶号』が試運転初めて公開された年ですね。
 11月28日北海道で最初の鉄道が手宮と札幌の間に開通してます。


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 散策路に出ました、整備が悪いようですね。
 開通時の停車場は手宮、海運町(今の南小樽)銭函、札幌の4ヵ所だったそうです。
 所用時間は何と3時間だったそうです。


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 途中に有る休憩ベンチ、市内の子供達による絵でした。


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 踏切跡です。


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 散策路側には、多分保線用具入れでしょうか。


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 小樽駅前通りになる、踏切跡。
 線路は昔のまま、一時停止不要を知らせる看板が有りました。


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 駅前中央通りから手宮方面に向かっては整備された散策路が続いてましたよ。


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 この当たりで気づいたのですが、線路が有るスペースと
 散策路を含めると広いですよね、聞いて見ると複線だったそうです。
 北海道開拓の将来を見据えた考えだったのしょうね。


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 手宮〜南小樽を示してます。


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 色内駅跡です。これは新しい建物。
 色内駅は大正元年に手宮線の最後に開設された駅です。


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 色内駅と並び、線路と歩道のわづかな敷地に数軒の小さな店屋
 営業をしてます、昔を忍ばせる風景ですね。


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 線路の上にカメラを乗せパチリ。


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 整備された散策路を、昔の風景を想像しながら歩く。


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 花のシーズンも終わりですが、アジサイが満開。


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 旧手宮線も小樽の観光の一つとして、工夫してる姿を感じましたね。


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 トロッコ自伝車で遊べますよ、 親子が多かったですね。


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 小樽中央通りから手宮側は気持ち良く散歩できますね。


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 旧手宮線最終地点まで来たようです。


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 安全用車止めでしょう。


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 旧手宮線は、色内駅が昭和36年に廃止、手宮線としては昭和60年
 営業が廃止されました。
 小樽観光と言えば小樽運河、ガラス工芸で運河沿いは観光客で一杯
 観光バスは、客待ちで待機所で何十台も見る、買い物はするが通過の観光地
 宿泊をしながら、坂の町、古い歴史的建造物も多い小樽を堪能してもらう
 対策が必要に感じましたね。


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  1. 2015/08/14(金) 07:16:20|
  2. 小樽
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  4. | コメント:0
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Author:N.PIKA
大雪山を一望できる上川盆地で育ち、旅、登山、釣りを趣味として年輪を重ねたオジサンです。
全国車中泊の旅を3度トライしました、

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