夕張シューパロダムは大夕張ダム、下流に造られた多目的ダムで工事が完成
昨年から試験湛水(貯水)をしていた。
シューパロダムの上流に有った、大夕張ダム、三弦橋は湖底に沈むことになりますね。
昨年訪問した時には、時期遅しすでに湖底に沈んだ後でした。
その時のブログ、
2014.10.30で紹介してます。
その時の情報では試験後もう一度水位を下げるとの事でした、ダム管理棟に電話してみると
まさに、今その作業中との話三弦橋が姿を現してる情報、さっそく訪問。
札幌から国道274号線で夕張を目指します、新夕張で国道452号線に左折そのまま道なりです。
清水沢を過ぎるとまもなく、清水沢ダムと旧北炭清水沢火力発電所が目に入ります。
昨年も歩きましたが、寄ってみました。
旧北炭清水沢火力発電所は、大正15年完成増設を重ね最大74500キロワットまで
出力、幌内、歌志内、赤平方面まで送電、この地方炭鉱全盛期のころの発電所です。
平成3年廃止、現在解体中でした。

清水沢ダムです、夏と違い雪でポイントまで近づけません。
シューパロダム湛水(貯水)試験終了で水位下げてる関係か放流水多いように見えましたね。

シューパロ湖の上流部まできました。
水位下げてるそうですが、まだ高そうですね。

三弦橋が湖底に沈むため、新設された上流部の橋です。
夕張岳方面に向かえますよ。

天気良く雲の流れにより夕張岳が遠くに。

上流部からシューパロ方面を眺める、昨年は見えなかった三弦橋
がかすかに見えましたよ。 これから向かいます。
奥の方に三角計を組み合わせたような橋が見えますね。

雲が切れ、夕張岳の姿が奇麗に現してくれました。

シューパロダム下流から夕張川を渡り管理棟に向かいます。
新設ダムを下流から見たところです。 雪深く分かりずらいポイントです。

昨年から願ってた三弦橋を目の前にしました。

三弦橋は旧下夕張森林鉄道夕張岳線の鉄道橋で、全長約380㍍。

管理棟から上流です。 見学者は50人ぐらいでしょうかほとんど写真目的
のようでしたよ。 管理棟も開放資料も多く用意されてました。
子供のダムの勉強にも良いですよ。

三角形を連ねた美しい鉄骨トラス構造が特徴。
同じ構造の橋は夕張のほかドイツに2基しかないそうです。

良く見ると対岸にも二ヶ所に同じ構造の橋が見えました。
分かりますか、右と左方面です。 小川に掛けた橋でしょうかね。

近づいてみますね。

大夕張ダムと三弦橋を湖底に沈める新シューパロダムです。
大夕張ダムの有効貯水量は80,500千㎡。 シューパロダムは367,000千㎡。
比較になりませんね。

3月下旬に再び水没する見通し。
それ以降はよほどの渇水年でないかぎり二度と見る事はないと思います。
少し角度を変えて見ておきましょうね。

今度満水で運用開始だそうです。
今年の4月に本格稼働予定、現在はまだ三弦橋見られると思います。
確認は電話 0123-55-5151 です。
夕張市指定文化財も湖底に。 見納めですね。

大夕張ダム時代活躍してた頃の三弦橋 (Wikipedia)

夕張市は石炭産業の栄枯盛衰が本当に良く分かる街です。
夕張市は炭鉱が閉山後は火の消えた街ですよ、表現する人がいましたが
全国ブランドのメロン、石炭産業遺跡としての活用、映画祭、等
若い市長さんを先頭に頑張ってますね。
地方創生、国も早く自立できるよう知恵を出して上げても良いのでは。
夕張市を歩いてそんな気がしました。
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- 2015/02/09(月) 11:48:25|
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