平成26年9月 過去ログ
藻岩山はロープウエイも設備され、山頂にはレストランもあり札幌市内を一望できる
市民憩いの場でもあります。有料ですが車でも可能ですよ。
その藻岩山北斜面(慈恵会病院前が登山口)に戦争当時の砲台跡とのガイドブックを見た
記憶があり歩いてきました。南斜面には現在のスキー場がありますがそこからは、何度も
登山はしてました。
最近になり、その砲台跡は終戦直後札幌に進駐した米軍が昭和21年秋になり、クリスマス
まで完成するよう命じられたそうです。
工事の現場監督が後に知事となった故堂垣内尚弘氏が担当だったそうです。
ブログ投稿今になり良かったです、砲台跡として間違った紹介をするところでしたね。
登山口です。

藻岩山登山には何箇所かの登山口が有りますがこのコースが、一番人気の
コースだそうです。
案内板と注意書きです、この場所は天然記念物の原始林でこの場所に米軍専用
のスキー場を造ることに道庁と衝突したそうですが、敗戦国造らされたのですね。

登山道には所々に古い石像が。

藻岩山原始林、天然記念物説明の石碑。

私は初めてのコースですが、人気のコースで有る事は直ぐ分かりました。
登山者が多い。

札幌に近く、原始林の国有地を登山できたのですね。

カタツムリ発見、中心です。

高度が上がるにしたがい原始林らしく。

家族連れの方も多い。

また、石像です。

保護されてる原始林、大木です。

昔から保護されてる事が分かりました。札幌市を見下ろせるところに
こんな原始林が有ったとは嬉しくなります。
スキー場を造れと言う米軍と衝突するのも歩いてると分かりますね。

登山道は歩き易い。 高齢者には最適。

古木から、次の世代の芽を多く見ました。
倒木も自然のまま!!!

倒木から新しい木が育ってる。

自然のままの登山道、これぞ原始林。

ようやく米軍しか利用できなかったスキーリフト跡に到着です。
降り場ですね。全長983㍍で山頂からは低い位置にあり市内を一望できる絶景地でした。

進駐軍の大半が去った昭和28年頃から一般市民にも開放され
昭和33年ごろまで利用されたそうです。

リフト跡近くにも石像が。

倒木の根が他の植物の栄養源になってるのが良く分かりますね。

登山道に横たわる倒木、月日を掛けて土に戻るのでしょうね。

米軍の命令とは言え、工事には原始林を守ることを考えながらの工事だったでしょうね。
リフト跡基礎も、現在は登山者の格好の休憩場と成ってるようです。
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- 2015/01/16(金) 08:01:16|
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