道内のぶらり旅でも、何故か室蘭市だけは歩いて無いことに気づく 9月17日 過去ログ
それは、地形が関係してるのでしょうか。
室蘭駅、市役所等市の重要施設は半島のように突き出た側に有る。一方JR ,国道は市街地
をパスして東室蘭がメインコースである、こんな地理的な事が関係してるのでしょうか。
国道は白鳥大橋だ出来、市中心部に入っても便利に成りましたが、国道として整備が
遅れているように感じました。
室蘭市の地図です。
鉄の街として、歴史有る室蘭を歩いてきました。40年ぶりくらいでしょうか。
札幌から室蘭には支笏湖線が近いのですが、当時大雨の影響で通行止めが続いて
居たため苫小牧コース、道の駅ウトナイ湖で小休憩。

ウトナイ湖はアイヌ語の『ウッ・ナイ・トゥ』(あばら骨の沼)から呼ばれてるそうです。
この湖を水源とするいくつもの河川が合流するのが、背骨と助骨にたとえた命名だそうです。
マガンや白鳥の集団飛来地、季節により数万羽が飛来するそうですよ。

旧室蘭駅舎。
夜はライトアップ、現在観光案内所になってます。
明治45年に建設され、北海道の駅舎では最古の木造建築物、明治期の洋風駅舎を感じますね。
平成9年現室蘭駅に引き継ぎ使命が終る。 現駅舎も近い距離に有りましたよ。

歴史説明です。

昔の駅、 面影を残してますね。昭和の時代は何処の駅もこんな感じ。

旧室蘭駅前の広場を少し進むと階段がある、階段を上がると昭和の雰囲気がある街並
昔は栄えた街を想像させる通りに出ましたよ。
まづ、目に入ったのが旧丸越山口紙店でした。 この前の通りは明治初期造成され
何故か札幌通りと呼ぶそうです。昔はここが室蘭のメインストリート。
レンガ作りですが保存されてます。

大正12年に建てられてます、現在廃業。
店内見せて貰いました。

店内です、思い出深いものも有りました。
補修しながら市民のイベントに利用されてるそうです。

中央町の昔のメインストリートにはアーケードが有り、栄えた時代を
思わせてくれます。 所々にレトロな建物が見られますよ。

オシャレな『カフェ英国館』
洋館風の外観が特徴ですね、人気子役の芦田愛菜さんが出演した『マザー』のロケ地
になったそうです。 昭和の雰囲気が多く有る事からその他のロケとしても使われてる。

シャッター通りでも有るのですが、歩きたくなる不思議な通りですね。
そんな通りにレストランが、昼食タイムです。雰囲気に負け何時もより豪華版。

古い時代のメインストリート。

車も人も少ない。

そんな街に残されてる老舗の菓子屋さん『富留屋』
おすすめは『あずき花』。道内産小豆を使い粒あんにこだわりの有る
店です、美味しかったですよ。

旧市街から新室蘭駅方面に下りました。急に景色が変わる。
近代化されてた風景。

港の文学館。
室蘭が生んだ芥川賞作家、八木義徳、三浦清宏、長嶋有の3人を中心に
写真など900点の展示が有るそうです。 2階ではコーヒーも楽しめますよ。

オシャレな建物ですね。

防空壕跡が有る情報で、道の駅が有る祝津町に移動。
そこは、水族館敷地内でした、 室蘭水族館は昭和28年に建設された
道内最古の水族館だそうです。

水族館敷地内に来航記念碑が。
『英国船プロビデンス号来航記念碑』でした。 鎖国時代に蝦夷の地室蘭
に来てた黒船ですね、 寛政8年内浦湾に入り室蘭をヨーロッパに紹介してるそうです。

水族館裏に防空壕跡は有りました。
室蘭は軍需都市として重要な役割があった都市で、道内で唯一米軍の艦砲射撃を受け
多くの犠牲者が出た悲しい歴史があります。

内部です、向こうに何故か観音様が。

道の駅に寄って見ました。
白鳥大橋記念石、工事の際引き上げらた記念だそうです。

道の駅2階には大橋に関する説明コーナーが。
大橋を支えるケーブルです。

道の駅から白鳥大橋です。

室蘭は坂の街でも有ります、小樽に似てる。
小橋内町がそんな街並、砲台跡が有る情報で歩く事に、曲がりの多い坂、坂。

鉄の街、工場が遠くに見えて来ましたよ。

何度か地元の方に砲台跡を聞きながら到着。
正式には『15センチ加農砲掩体跡』
一面ツタで覆われた異様な雰囲気の建物が表れた、西側の噴火湾から敵艦隊
を迎撃するため、口径15センチの大砲1基が納められていた。

実際は艦砲射撃は東側からあり、この大砲は一度も使われずに終戦となったそうです。
戦後は20年間ほど住居として使ったそうですよ。

帰り道です。

道の駅出発、大橋入り口。

白鳥大橋車内から。 室蘭市とのお別れ。

今回は室蘭市の歴史を歩いた感じですね、地球岬等観光地も多く有ります。
次回は観光地めぐりですね。
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- 2014/11/26(水) 12:19:22|
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