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オジサンの車中泊ぶらり旅&日記

車中泊の旅過去ログ&旅行&日記など綴りたいと思います

夕張市、最後の夕張散歩、石炭博物館〜1000㍍の地下史蹟夕張鉱へ〜  2014.11.5

   国道38号線を北上、一番北の位置ぐらいの所に成ります。
   夕張市は、実に細長い中山間地の地形が現在は生活圏になってるようです。
   それだけに、行政費用の効率化が悪いと言われてます、道、国財政再建の短縮
   に、協力体制の強化出来ないのでしょうか、歩いてそんな感じを受けました。

   石炭博物館は、一度20年前ほど訪問してますが現在も立派に維持管理されてる
   のに感動しましたね。 以前より強化されてる所もある。
   全国的に、産業遺跡が注目されてる時期、夕張も注目の施設になると良いですね。


 場所です。





 石炭博物館に到着です。広い駐車場、無料。
 空知地方の他の炭鉱に比べ、夕張市の炭鉱発見は自然条件の厳しさから明治21年
 に石炭の露頭が発見されスタートしたのが始まりでした。


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 竪坑ケージが見えますが、後で体験する1000㍍地下坑内に入るエレベーターです。
 

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 立派に整備管理された博物館です。


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 博物館前には、夕張の石炭のもとになった、約5千万年前密生してた『メタセコイア』
 の木が植えられてました。


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 館内に入るとまず、巨大な黒いダイヤが展示。
 夕張の石炭は、良質でカロリー高く光沢も強いことから『黒いダイヤ』とも呼ばれたそうです。


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 メタセコイアの巨木等、5千万年前の夕張を想像した復元風景です。


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 博物館は坑道産炭風景説明前に、歴史説明の場所があります。
 炭鉱開発初期時代の、坑内員の風呂風景です、 厳しい作業が浮かびますね。
 この人達によって当時は支えらてたのですね。


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 この当たりから産炭技術の変化が分かるように成ります。
 初期の手掘り風景。


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 火薬を使う時代になり、『ハンマー』と『たがね』で火薬を入れる穴を掘ってます。


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 初期には坑内で馬も活躍、『馬引運搬』が有ったそうです。
 坑内には馬小屋も作られ、1週間で地上と交替したそうです。


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 ここから、昭和中期頃になるようです。


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 空気圧が導入され、コールピックが使われ手掘り採炭に比較能率が向上
 の時代に入ります。


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 坑内で使う支柱は、木製からドイツ製の鉄柱カッペに切り替えられ、強度
 と組立ても簡単で省力と安全に寄与したのですね。


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 発破の穴あけも、圧縮空気による動力が導入、手掘りの穴もみから
 飛躍的に能率向上の時代に入っていきます。


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 炭山まつり風景が有りましたよ、 5月だったそうです。
 皆、昼夜を問わず山から沢から、祭りの花火に誘われて街にあふれたそうです。
 この風景は昭和30年頃だそうですよ。
 この写真記録を見て、先にあった坑内員の風呂風景で感じた気持ちが少し和みましたよ。


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 坑内も近代化に向かってます。
 夕張の炭鉱数は戦後は20を越え、人口も昭和35年には12万人に増加、道内炭の20%
 まで成ったそうです、 市内には17館の映画館があったそうです。


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 切羽の最前線、奥右の円形カッターが回転石炭を切り落とし、ダブルチエンコンベアー
 で送り出すシステム、 人が近づくと自動的に巨大な音をたて運転状態を見せてくれますよ。


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 ここから、史蹟夕張鉱に入ります。
 キャップランプの付いたヘルメットで、真っ暗な地下1000㍍の坑道跡に
 入ります。


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 文化庁登録有形文化財に成ってます。


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 明治33年に北炭が第3斜杭の一部として使った坑道だそうです。
 昭和55年『夕張石炭の歴史村』の建設形画のひとつとして坑内作業の移り変わりを
 知ってもらうため整備され『史蹟夕張鉱』としたそうです。
 ヘルメットとキャップランプで1000㍍地下へ。  入口です。


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 上添坑道と言って採炭切羽を作るとき一番初めに掘る坑道です。


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 高圧空気でピックを使い、ハッパの準備中。


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 採炭作業の現場です。 ロング採炭方式と言うそうです。
 ロードヘッターが炭壁を崩していきます。
 崩された石炭は『ダブルチエーンコンベア』で運ばれる。


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 坑内安全設備が見られます。


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 坑道から出る水を排水するポンプです。


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 『タヌキ堀り』の説明がここにも有りましたよ。
 明治末期から大正初期に行われた採炭のようすです。炭質の柔らかい堀やすい
 ところから堀、堀った坑道が不規則に曲がり、タヌキのねぐらのようになるので
 タヌキ堀りと言われたそうですね。


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 『史蹟夕張鉱』を出たところに、石炭の大露頭を見ることができます。
 明治21年、道庁技師の坂本太郎の調査で発見された約7㍍の厚さを持つ大発見でした。
 昭和49年に、北海道の天然記念物に指定されてます。


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 夕張市の散歩、最後に素晴らしい産業遺産を見ました。
 維持管理も大変と思いますが、最近産業遺産が見直され市町村再生の起爆剤
 に成ってるところも有りますね。
 実際の坑道、採炭現場を見学できるところは、全国的にも貴重ではないでしょうか。
 大切にし、全国ブランドの夕張メロンと同時に頑張ってほしい。


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  1. 2014/11/05(水) 15:01:46|
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Author:N.PIKA
大雪山を一望できる上川盆地で育ち、旅、登山、釣りを趣味として年輪を重ねたオジサンです。
全国車中泊の旅を3度トライしました、

イラストは大雪連峰です。

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