夕張鹿鳴館は、北炭(株)が全盛を極めた大正2年、当時の技術の粋を集めた
和洋折衷建物です。 当時は『北炭鹿の谷倶楽部』と言われてたそうです。
昭和天皇、皇后陛下も御宿泊。 北炭(株)高級幹部や来客として昭和58年まで
使用されていた。
現在は鹿鳴館として、レストラン、宿泊設備を完備一般客を受け入れてます。
レストランは、ランチ、デナー共高級感の有る料理のようです、館内見学も出来ますよ。
入場 500円。 見学の価値有り。
新夕張から国道38号を北上、JR鹿ノ谷駅近くに成ります。
場所です。
伝統の入口看板が有ります。

鹿鳴館前公園広場です。整備は完璧では有りませんが全盛期を感じさせる
所は十分です。

費用が出ないのでしょうか、少し手を加えれば素晴らしいのですが。

正面玄関です。ここからは、館内の素晴らしさは想像出来ませんでしたね。
正直なその時の気持ち。

玄関ホール、 重厚な重みをここで感じる。

玄関ホール、置物。

天皇御宿泊場所に向かう廊下に成ります。
大きな建物、その建物一帯は見学用に成ってます。 レストラン、宿泊場所は別建物。

和室。

寝室に使われたと思われる部屋。

応接の間。

会議室。

天皇御宿泊部屋前廊下から眺められる大庭園です。
春はエゾヤマザクラ、初夏にはバラ、秋の紅葉も素晴らしいそうです。

別の所からの大庭園。

廊下から眺められた中庭。

別棟に向かう廊下、そこは光の回廊でした。
私には初めての体験、感動でした。

トンボのステンドグラス。

2階に向かう階段です。 これこそ光の回廊。
約150点のステンドグラスが配置されてるそうですよ。

階段手前。

コーナーが有り、さらに階段を昇ります。
この当たりから、写真を撮る気持ちが何時もと違う自分に気ずく。
ステンドグラスだけの明かり、旨く撮れてるか心配に成る。
経験の少ない場面、技術も無いそれだけに不安に。

心癒される間が有りました。

もう一面。

全盛期の北炭(株)の姿が想像出来ますね。

現在はエネルギー環境が変わり、社会を騒がせてますが。
明治期から昭和の時代まで、日本産業の土台だった炭鉱時代が全国に有りましたが
その栄枯盛衰をここ、夕張鹿鳴館で見た気がしましたよ。
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- 2014/11/02(日) 10:49:18|
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