留萌線の最終駅、増毛駅から歩いてまもなくの所に、旧商家丸一本間家は有りました。
平成15年 国の重要文化財に指定された。
本間家の初代本間泰蔵は、佐渡の出身で小樽で商売を学んだそうです。
明治8年27歳で独立して、増毛で荒物雑貨の店を始める。当時の増毛ではニシン景気に沸いていた
頃です。
呉服商、ニシン魚の網元、開運業、酒造業など事業拡大、天塩国一の豪商に成ったのです。
現在の建物は、事業拡大と共に増築され20年以上歳月をかけ、明治35年に完成されてます。
建築材料は、本州から運ばれた物が大部分だそうです。
明治35年に酒造場を移転、これが現在の国稀酒造なのです。
本間家では、時代の流れに合わせ事業を縮小現在は、国稀酒造だけの営業を続けてます。
レトロ感一杯の通りを歩きます、増毛館が有り直ぐの所が本間家でした。

古くは幕末の北方警備に本州から、数々の藩が往来した中、道ばたに津軽藩が
本陣を構えた場所が示されてました。日本海の厳しい環境の中こんな場所までの
警備体制に、驚きです。 それも、明治初期。

丸一本間家です、 重要文化財を示す入口看板。
団体客も多いようでしたよ。

呉服商時代の番台でしょう、本間家の歴史を説明されてました。

番台から外です、広い番台を支える方法が独特でした。

使ってる材料は本州材だそうです。
明治時代から、支えて来たしっかり感に驚きです。

廊下ですよ。

部屋の数々も見学出来ます。
使われてる家具、用品に興味の有る方には懐かしい方も居るでしょうね。

奥の間。

大きな建物、増築の建築で天窓から明かり取りも必要。

附属室方面とある、大きな建物です使ってる材料に注目。

上勝手口、台所で良いでしょうか、井戸も見えますね。

この部屋は、タンスに注目です、 めったに無い材料のタンスだそうですよ。
私には分からない。

客間。

次の数枚の写真、葦の太い部分で造られた建具です。
始めて見ました、北海道にも有ったのですね、その美しさに驚きです。
北海道の気候には、合わないのかな? 美しさにはかなわないでしょうね。
数枚ですが、鑑賞して下さい。





豪壮で、豪快な本間家町屋見学後、南下。
雄冬岬紹介します。

ここは、日本海に迫る断崖絶壁の厳しい自然条件で、昔は陸の孤島と言われた所でした。
日本海に向け、滝が流れ落ちてます。

白銀の滝と言われてそうです。

陸の孤島から、20年余りの歳月を掛けて開通した国道。
住民百年の悲願達成の場所です。

雄冬岬から、南下石狩浜益地区までは、トンネルが多くカーブ、絶壁、奇岩の
多い所です、現在工事中が多いです、安全運転を。
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- 2014/10/12(日) 07:09:47|
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