増毛駅前で、車中泊。 レトロ感の残る街並、それを旨く活用してる町を 過去ログ
歩いてきました。
増毛町は日本海の海岸美と、暑寒別岳を背にした、レトロな一面を残してる、小さな町ですが
、古い歴史を持つ集落でしたよ。
この町を語る時、旧商家丸一、本間家を抜きに語る事ができないようです。
本間家は、佐渡の出身明治8年27歳で独立して、増毛町で荒物雑貨の店を始めた。旧商家丸一
に付いては後に。
明治35年酒造場を移転しましたが、これが現在の国稀酒造の前身に成ったのです。
明治の頃より、この地方天塩国一の豪商と呼ばれるように成ったのですね。
留萌線最終駅、増毛駅です。 昔よりオシャレに成ってましたよ。

深川市からの留萌線、線路もここで最後。

駅前旅館の富田屋旅館は、昔のまま、 旅館名右読みですね。
駅前の雰囲気を一気に盛り上げてくれます。

駅前から、本通りへ、 昔と近代が旨く融合。

国稀酒造です。 酒好きな方はここを通る時は、必ず寄る老舗。

伝統を引き継いで来た看板でしょうね。

国道沿いの店舗から、奥に向かい工場が並んでます。

店舗横には、酒蔵の命、暑寒別岳の伏流水がサービス。

店内に入りました。

各所に本間家に伝わる品々が展示。

工場に向かう長い通路には、製品展示販売です。
大吟醸試飲も有りましたが、車です。 残念。

新酒が出来た合図で、玄関先にぶら下げる『玉垂』たますだれです。
昨年の旅で黒石市、
中村亀吉酒店で知りました。
NHK 大河ドラマ『いのち』の舞台に成った所です。 ここの玉垂は大きかった、
杉材で出来てます。

明治時代の工場建設風景でしょうか。

昔の酒作り用品でしょう。

新酒の熟成タンク。

酒槽(さかぶね)と呼ぶそうです。
発酵を終了した『もろみ』を『酒粕』と清酒に分離する装置ですね。
待ちに待った工程ですね。
川舟に似た形から舟と呼ばれ、職場の町を、船頭さんと呼んでるそうです。
絞る圧力で、酒の品質が違うそうですよ、当然最初の圧力の弱い所で出る酒が
最高級、大吟醸ですね。

酒作りの米、これは精米前の米、大きいですね。

大吟醸用の精米後の米です。 約半分ぐらい?
高価に成るのが分かりましたね。

米の蒸し器です。

昔懐かしい展示品。

古い伝統が分かります。

国稀の樽酒。

樽酒とは、成りませんがお土産に『にごり酒』です。

見学を終わり、散歩してると新聞の特集で、留萌のランチは『福よし』の看板を見る。
自然と足がそちらに向かう。

海鮮丼、1000円と少し。 ご飯が見えないくらいの海鮮。 美味しかった。
お腹のすいた方は、2600円でまだ、まだたっぷりですよ。
店内は、大入り満員。

増毛を通過のさいには、ぜひ駅前近くだけでも散歩して見て下さい。
気持ち良い町ですね。
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- 2014/10/09(木) 10:16:32|
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