札幌市近郊の歴史を、訪ね歩いてます。 江別、南幌町の駅逓所はブログ
に書きましたね。 今日は岩見沢市の歴史です。
岩見沢市は札幌から東に約50㎞の地点です、旧国鉄時代は北海道の拠点基地、夏は
ばんば競技場のイメージが強かった街ですね。
岩見沢発祥の地は、幾春別川のほとりで、舟の渡し船の営みが定住第1号と言われてるそうです。
幾春別川は、当然石狩川に連絡してます、貴重な基地だったことが想像出来ますね。
そこから、集落が大きく成る、そんな感じでしょうか、近くを歩いて見てそんな気がしました。
岩見沢市発祥の地碑

発祥記念碑。 旅人保護のためこの地に官設休泊所(駅逓所と同じ設備)
が設置されてる。 明治11年。

明治11年8月開拓使によって設置。

開拓50周年記念碑。 昭和9年建立。

山口県柳井市平群出身士族移住記念碑。
明治16年27戸、110名。後に鳥取県士族含め総数277戸
札幌近郊の集落の歴史は、札幌市内琴似屯田兵と、同時期くらいに入植してますが
岩見沢くらいまで、離れると約10年くらい遅れてますね。

岩見沢市発祥の地由来の碑が有りましたよ。

発祥の地に隣接して整備された庭園が有りました。
岩見沢市指定文化財の、国兼家住宅でした。

棟かざりでしょうか。
大正2年建築、裏日本の雪国地帯に多く見られた上流家庭の住宅様式だそうです。

良く保存管理されてますね。

縁側です、窓ガラスに特徴が有ります、平面では無く少し湾曲が有ります。
当時の技術としては、これが限界だったのでしょうね。
当時としては、高級品だったそうですよ、別海町、旧奥行臼駅逓所で説明受けました。

部屋の様子です。

北海道では非常に珍しいと言う、土縁付縁側回りです、ガラス越しですが
良く撮れましたね。

庭園から、庭園は良く整備されております。

いろんな花が見られましたよ。

庭園から住宅方面。

住宅が引き立つよう、工夫されてるように感じました。

庭園風景、

庭園、 ここでしばらく休憩させて貰いました。

庭園風景。

庭園の出口に成ります。

明治初期、各県から各地に、開拓の入植があり、原生林と厳寒の地、又、熊も
多かったでしょうね。
現在、何世代目かの我々が、文化的な生活ができる、先人に感謝ですね。
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- 2014/08/22(金) 11:18:39|
- 駅逓所
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