3回目の手稲金山訪問で、明治中期の金山(きんざん)は滝ノ沢川、星置川
沿いが、開発のスタートを知りました。
第Ⅰ報で滝ノ沢川沿い、乙女の滝までの金山の痕跡を見て引き返しましたが、まだ上流
にも、産業遺跡が有る情報が入る。今回は乙女の滝から上流目指す事で出ました。
方向感覚を失い(歳と共に多く成る)オジサンの迷い子に、目についたのが、星置神社
でした。私のファミリーの一人が、星置地区でお世話に成って居り参拝してきましたよ。
星置神社は、小樽に向かう5号線の近くでした、小高い丘の上に境内は有り、鎮守の杜も広く
非常に環境の良いところでした。
星置神社の左側の川が、目指す滝ノ沢川と星置川が合流した川です。
明治17年広島県佐伯郡より、16戸の入植で、星置の開拓が始まったそうです。
その後山口県、富山県、青森県から移住により村落が作られた歴史が有る。
明治20年ころ、移住者の苦楽の拠り所として星置地区に神社が建立され、明治45年に
現在地に開村記念碑と共に建立の歴史が有るそうです。
札幌開拓の歴史は、私どもは直ぐ新琴似、琴似、八軒、二十四軒の屯田兵を思い浮かべますが
他にも、鍬の手が多く入ってたのですね。
南区の常盤地区にも、現在の札幌中心地区より入植が早かった歴史の所も有ります。
5号線から星置神社入り口参道です。

参道階段から、鳥居です。

鳥居をくぐると、目の前に大きな木が、御神木でした。
御神木は参道の中心近くに有るのが多いですね。星置神社もそうでした。
この御神木は、『むすびの銀杏』と言われ、子授けの木として信仰されてるそうです。

『むすびの銀杏』の旗で直ぐ気づきますよ。

この地方が原生林、冬は厳寒の地を見て来た『社号標』でしょう。

鳥居から拝殿。

星置神社の由緒。

開基百年の石碑。立派な石碑ですよ。

開村記念碑。開村は明治17年。 記念碑は大正2年建立。

大正2年の文字が今でも読み取れましたよ。

拝殿、 参拝。

本殿。 撮らせて貰いました。 すがすがしい気持ちに成ります。

拝殿から、星置方面、石狩湾方面です。
小高い丘ですから、夕日が素晴らしいでしょうね。

星置の滝、二度目ですが寄って見ました、子供達が釣りを楽しんでる。

星置の滝まで来れば、もう大丈夫第Ⅲ報の乙女の滝上流を歩いて来ました。
神社の方、道順説明有り難うございました。
金山川沿いの、本格的金山産業遺跡制覇で簡潔です。近い内第四報。
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- 2014/07/08(火) 11:16:49|
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