手稲山の西方面山麓に手稲鉱山が有った歴史は知っていた。
現在は閉山されてるが、鉱山跡がどうなってるか、急に興味が出て来た。
それは、車で走れば30分もかからない所、すぐ近くでは昔の冬期オリンピック
会場の近く、そんな場所に鉱山、製品は金、銀、銅、亜鉛だったそうです。
地図を見ると、JR 星置駅の近くに金山(かなやま)地区が有る。
昔の金山(きんざん)にちなんだ地名として残ったのでしょうね。
明治中期より、星置川で砂金が取れていたそうで、明治20年代、星置の農家鳥谷部弥平が偶然
金脈を発見したのが切っ掛けだそうです。
資料があまり無く、手稲金山(かなやま)地区の北尾根ルートを、滝ノ沢川沿い
を登る事にした。
この当たりは、例年熊の出没地域、大きい鈴を首にぶらさげ、聞くに耐えない鼻歌
で行進(?)
北尾根ルートの看板、ようやくルート発見の気持ちです。
札樽道の高速道路を挟んで居り、見つけづらい、山すそまで住宅街ですが、聞いても
知らない人が多い、そんな所に行く人少ないのでしょうね。
勉強しましたよ、こんな時は高齢者に聞く事ですね、古くから住んで居り、歴史、地理
を知ってる。

乙女の滝が有るようです。

手稲山近辺では、良く見る熊出没の看板、これを見ると気が引き締まる。

遊歩道に入りました。

春の花は、終ったのでしょうね、唯一つ見かけた花です。
湿地帯には、セリが多く有りました、子供の頃良く食べましたね。

鉱山跡の雰囲気が無い、その内乙女の滝の看板、せっかくだから滝の見学でも。

川岸に出ました、あまり大きな川では有りません。

林道では、道路工事を、 熊情報を聞いて見ましたが最近無いそうです。

歩いても、歩いても鉱山跡らしき空気が有りません。
又、乙女の滝の案内、こうなったら滝見学ですね、ルート変更。

狭い遊歩道に成りました、熊注意です。

その内、コンクリート構造物跡が見える、

1㍍×3㍍ぐらいの大きさ。

6ヶ有り、等間隔で設備、何だろう、鉱山に関係する物なのだろうか?

良く見ると、これらの水槽のような物は、10㍍×30㍍の基礎の中に有ったようだ。

遊歩道を少し進むと巨大なコンクリート基礎が有った。
帰ってから、調べて見ると、これは金山神社跡らしい。
最盛期には、この当たりには4000人の鉱山労働者が住んでたそうです。

少し、手稲金山に触れる事がで来ましたが、まだまだです。
滝への遊歩道に入りました。

遠くから滝が見えて来ました。

水量も有り、涼しさを感じる滝。

滝壺です。

滝ノ沢林道に戻ります。

調査不足です、もう少し調べて出直しです、戻りました。
そんな時です、滝ノ沢川下流に坑道跡らしき物発見、登る時は見落としたのですね。
これは、星置選鉱場跡と想像します、最初は個人で採掘の歴史も有り、後で大きく発展
の歴史が有るようですが、最初の頃の坑道跡でしょうか。

現在は密閉されてます。

まだ、何処か近くに三菱時代の大きな鉱山跡が有るはずです。
調べて出直しですね。
今の時期、山歩きは暑いですね。 涼しさを求めて音のする方に。

近い内、最盛期の鉱山跡を調査、再挑戦したいと思います。
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- 2014/06/10(火) 11:26:15|
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