札幌市、北区のほぼ中心を北に流れる安春川は、市民の散歩道、子供達
の安全な自然学習の場でした。 そこには、明治時代からの歴史が有りました。
明治23年、開拓に入植した屯田兵によって、農地にするには湿地帯を解決する
必要が有りました。そこで、小さな排水用の小川を作ったのですね。
場所です。
しかし、時代と共に宅地化が進み、水枯れの川と成ったそうです。
その時の、住民の運動なのか、行政の取り組みかは不明ですが、小川を残そうとしたのですね。
水源は、通常よりきれいに処理した、下水の高度処理水が使われてます。
近くの創成川下水処理場の高度処理水を、ポンプで導水して水源としてるのです。
私は、この事は知りませんでした、説明板を見、歩いて見て感動しましたね。
田舎時代は、ドロンコに成り遊んでました。 今は所々に小さな公園は有りますが。
ボール遊びも出来ない状態が多い、安春川良く残してくれました。
学園都市線近くが、安春川のスタートです。

高度処理された水がポンプ、アップで出る所です。

流れ落ちてます。 川にはコイ、フナ、水性昆虫等生活に影響ない
水質まで処理されてます。

高齢者、子供を考えた公園作りがされてます。
札幌にこんな、小川が有ったのだと驚きました。

何箇所か東屋も有りました。

銅像『ささ舟』と『夏の日』です。
子供の頃ささ舟作りましたね、夏の日は虫かごを持ってようです。

ソメイヨシノがまだ少し鑑賞出来た頃でした。

山桜は終ってました。

距離の長い遊歩道の河川公園ですから、桜の木の下で休憩タイムの方も。

鴨のペアです。

この場所は小さな魚がびっしり、産卵場所なのでしょうね。

親子で散歩。子供も楽しそうでした。

発見しましたよ、昔の子供風景。
ドロンコになって、ザルガニ取りです。石の間に居るのですが。
餌で誘ってもなかなか出て来ません。 敵も学習してます。

ボケの花です。 北見時代良く見ましたが、札幌に来てあまり見なく成りました。

昔の馬ソリ風景の石細工が有りました。屯田兵時代の記録の意味でしょうか。
私も、子供の頃の田舎を思い出しました。

写真でも分かる様に、危険の無い遊歩道公園です。
安春川の名前は、排水路を企画した安藤真一郎大尉の『安』と工事を進めた請負人
の春山氏の『春』に由来してるそうです。
水枯れした、用水路をこのアイデアで良く残してくれましたね、感謝です。
『望郷十年』 香西かおり。
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- 2014/05/25(日) 10:00:23|
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