オジサン『ヒグマ』と共に冬眠中です。
旅で出合った人達を思い出し、自分の備忘録として日記風に残して置きたいと思います。
何年たっても、顔の表情まで思い出の有る方ばかりです。
☆ ☆ ☆
平成14年4月30日。 三重県JR紀勢本線紀伊長島駅、若い駅員との出合い。
熊野古道、ツヅラト峠を歩いた時の出合いでした。
ツヅラト峠は、大紀町と紀北町の間に有る峠で、古くは紀伊国の玄関口にあたり『伊勢の国』と『紀伊の国』
の国境だった峠に成ります。
紀勢本線、梅ヵ谷駅裏に車を置かせて貰い歩き出す。紀伊長島駅までの一駅分を歩く事に成りますね。
田園地帯で、里山の雰囲気の中を歩く。農家が数軒あり小川に沿った気持ち良い散歩感覚。
マーク位置が梅ヵ谷駅で、下に紀伊長島駅が有りますね。
ツヅラト峠入り口です、プライバシーでトリミングした写真と画像が悪いです。

聖地熊野の入り口、峠案内看板です。

ツヅラトとは、『九十九折』の表現でカーブの多い峠道を意味してるそうです。
頂上から紀伊長島側が非常にカーブが多く成ってましたよ。
梅ヵ谷側は普通の整備された登山道の感覚、熊野古道の雰囲気が少ないと思いながら歩いてました。
頂上です。トリミング写真で画像も悪いです。

休憩小屋が用意されてました。江戸の旅では無かったのでしょうね。
木陰で休憩を想像しながら、休ませて貰いました。 石碑に有った歌です。
沖見つつ しばしいこいぬ
あかね背負いて 涼しきまで
頂上からは、熊野灘を望む事が出来吹き上げる風が疲れを癒してくれましたね。
ここから、紀伊長島側は本当の熊野古道を見せてくれましたよ、カーブは多いですが石畳の道
山道を、自然石を積み上げた石垣で守った風景を歩くのは、江戸の旅人に成った気分でした。
この峠道は、昭和初期まで使ってたそうです。
それは、紀伊長島駅から梅ヵ谷まで紀勢本線で戻る時分かりましたね。
ほとんどがトンネル、交通の厳しい所だったのが想像できます、ツヅラト峠が一番良い場所
だったのでしょうね。
約9㎞, 6時間の旅でした、ワラジと子供、女性の旅を思いながらの歩きでしたね。
紀伊長島駅到着です、この写真は平成24年懐かしくて二度目の訪問した時です。
平成14年とほとんど変わってませんでした、回りには『マンボウの町』の看板が増えてました。
マンボウを観光の目玉にしてるのでしょうか。

紀伊長島駅で若い駅員との出合いが有りました。
切符を買い待合室に居た時です、『お客さんちょっと来て下さい』と声がする。
ご苦労さんです、お土産です。 と檜の木彫りのコースターが二つ、笑顔でいただいて来ました。
こんな気持ち良い思い出、出合いが有り、平成24年紀伊長島駅に再訪問してきました。
熊野古道。 水森かおり。
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- 2014/01/06(月) 10:51:05|
- 三重
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