千葉家は道の駅から近い所に有った。見学する事に。
曲り家とは、L 字型の家の事で母屋と馬小屋を直角に連結した農家のことで遠野と盛岡に多かったようです。
千葉家は見晴らしの良い小高い丘の中腹に石垣を築き、約800坪の敷地に、曲り家を中心に土蔵、納屋や
社まで有りました。馬20頭の豪農だったそうです。
夜寝る時も、馬の気配を感じながらの生活だったのですね。
小高いところに千葉家は有りました。五棟が国指定重要文化財。

坂を登って行くと桜と桂の宿り木が、根の部分が一緒に見えましたよ。

曲り家住宅です。左が馬小屋、右が母屋になります。
驚いた事に現在も生活してました。

馬小屋ですが、五ヵ所有りました。馬小屋と母屋の間は土間に成ってました。
北海道にも昔、L 字では有りませんが似た形の住宅有ったように記憶してますが。

正面が母屋です。

これからの、写真は昔の農家経験者しか分からないと思いますが家族にいましたら見せて下さいね。
懐かしいと思いますよ、私は子供の頃ですが、懐かしくしばらく眺めてましたね。
これは、穀物の選別機です、手で風車を回しゴミを飛ばし選別します。

縄編み機ですね、この機械が有る農家は少なかったですね。
稲わらを入れる口が2ヵ所有り、回転させながら入れると縄が出来る仕組み。
入れる口は右側です。

これは、今でも本州では見かけるかもしれませんね。

餅つきの臼ですね。千葉家は物を大切にした事が分かりますね。
古く成った臼も取ってあったのですね。

水田の除草機です、稲が小さい時に使う除草機ですね。
これを押して使うのですよ。これは私も使った事が有ります。年齢が分かりますね。

古い家庭用道具、日用品などです。千葉家はすごい。使わなくなったら捨てますよね。

タンスです。

ナガモチ付き物ですね。

大工小屋です。千葉家では専門の大工職人が居たそうで、これは江戸末期の建物です。

母屋の裏から。

稲荷社です。京都の伏見稲荷を分霊し千葉家の氏神としたそうです。

カド『川戸』と記し、千葉家の生活用水だった所です。

石蔵です。大正14年建築で、味噌蔵として使用。

土蔵です。明治45年建設で穀物を入れたそうです。

千葉家から回りの風景です。

私には故郷に帰ったような時間でした。
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- 2013/06/24(月) 06:10:28|
- 岩手
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