湯沢市から、栗駒山麓を通り一関市道の駅厳美渓にお世話になりました。
厳美渓は、なぜこのような景観にと不思議に思う程の渓相をしていましたよ。
石英安山岩質の岩石が、滝や川の流れに浸食されて谷頭が後退し、今の美しい景観に成ったそうです。
これからも、長い年月で景観が変わる事も意味してるのでしょうかね。
厳美渓には三ツの橋が有りますが、私は一番下流の橋から入り一周歩いてきましたよ。
温泉神社が有り参拝してきました。
左の大木はエドヒガン桜で、重要指定天然記念物です、本州、四国の山地に自生する落葉木で『厳美渓』
の左岸には伊達政宗公が植樹したと言われてるそうです、地元では『貞山桜』と呼ばれ、樹齢は400年
ぐらいだそうですよ。

下流の橋は吊り橋でした、その時は私1人の通行でしたが、ゆれましたね。

吊り橋から上流を見て見ました。

アヤメが奇麗でしたね。

臨泉亭跡です、伊達政宗公は松島と厳美渓は我が領地の二大景勝の地であると自慢し、しばしば厳美渓
に来て、風景の良いこの場所に、臨泉亭と言う茶室を作り楽しんだそうです。

林の間から厳美渓を。

しばし鑑賞下さい。

中間の橋から、皆さんここから観光に入りますね。

皆さんが集まる、空飛ぶダンゴの場所です。

注文は木づちで木の板をタタキ、籠にお金を入れますよ。
籠は対岸のダンゴ屋さんに向かい、ワイヤーをつたい引き上げられます。全て人力。
団体が入ると大変。

ダンゴはお茶と籠に乗り、手元に。お茶は一滴も溢れてませんよ。見事。
ダンゴの入った籠と、編集で取り違えました、すみません。ダンゴ入ってると想像して下さいね。

厳美渓でも一番の渓相の良い所に成りますよ。

この当たりで、福島からこられた方と逢いましたよ、一関で60歳代のグループのコンサートが有り
厳美渓観光にも、来られたようです。
ダンゴの所で写真を撮って帰る方がほとんどですが、自然を歩くのが好きな方なのでしょうね。
一周してると何人かの方には逢いましたよ。

10年前には無かった公園も整備されてました。

ダンゴタイムですよ。

鑑賞タイムです。

何年の歴史でこのように成ったのでしょうね。

一番上流の橋に来ました。意味の有る橋でしたよ。
長者滝橋で、竹筋橋とも言うそです。驚きました登録有形文化財でした。その理由は。
竹の棒をコンクリートで固めて造った橋で、昭和14年に造られた橋で、アーチ中央から数カ所の
竹の棒の破片が発見され判明したそうで、戦時中の鋼材不足を補ったと考えられ先人の知恵として
貴重な財産として守ってるそうです。
歩いてると、思わぬ物に出会える事がありますね。

道の駅に戻る時、2色の色をつけた木が。

10年前には道の駅が有りませんでしたが、今回は道の駅から歩ける距離。
ゆっくり散歩させて貰いました。
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- 2013/06/21(金) 08:58:26|
- 岩手
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