白石駅から徒歩10分ぐらいの所に、白崎繊維工業。
寝具製造販売の大きな会社。
会社ビル4階フロアーに、世界のまくらが所狭しと並んでた。
その数1360個、創業者が生前50年かけて骨董市などで収集したそう。
木枕、陶枕、折りたたみ式の木製の旅枕、革枕等々。
一階事務所で見学と写真撮影をお願い、女性事務員に案内していただいた。
※ 余談。
北海道の地名、河川名などはアイヌ語由来が多いですが、白石区は明治4年
戊辰戦争で敗れた、仙台藩の白石城主の家臣が移住したことから地名が白石に。
北海道には、このような地名が何箇所かあります。
北見市近郊の、置戸町、秋田。 佐呂間町、栃木。 常呂町、岐阜。
伊達市、宮城県より伊達氏移住。 空知地方の新十津川町。 北広島市。
札幌市近郊の手稲、山口。
白石駅下車、新しい駅です。 函館本線、千歳線駅。

駅から徒歩10分。
白崎ふとん店、4階に世界のまくら博物館。

事務所で許可を得て、4階に案内していただいた。

4階フロアーすべて枕、日本、外国含めて1360個。

まくらが一杯驚き、どうやって収集したのでしょう。
大正時代以前の枕。

木枕、江戸から明治期。

上段、韓国木枕。

エチオピア、木枕。 外国まくらどうよって収集したのかな?
高くて、首が痛く成りそう。

ケニヤ、木枕。 エチオピヤに似てる。
下段右端の、鳥居のような枕は、狩りの道中土に挿して使われる。

タンザニヤ、木枕。

コンゴ共和国、木枕。
台座部分に人の彫刻が。

非常持出兼用枕、枕の中に貴重品入れたのでしょうね。

陶枕、童子枕は子宝祈願に使われた。

日本の陶枕、明治〜昭和初期。
どんな家庭で使われたのでしょう。

草枕、北海道アイヌ。北海道沼地で見かけるガマを使用。

革枕、中国。

江戸時代日本の木枕。
高さが15㎝と高いのは、まげを保護。

江戸時代、旅枕。 木製、折タタミ枕。

江戸時代の枕売の図。

自分が子供の頃は、モミガラ枕でした。
事務所裏には、綿加工工場が併設されてる。
- 2020/01/22(水) 07:37:20|
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