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オジサンの車中泊ぶらり旅&日記

車中泊の旅過去ログ&旅行&日記など綴りたいと思います

北海道大学総合博物館〜約5000年前から現代地層はぎ取り標本〜構内埋蔵文化財展示。   2019,10,30

        北大は札幌中心部であり、広大なキャンパス。
        観光客の散歩道としても、知られてる。

        ほぼ中心部に北大総合博物館がある。
        平成11年開館で北大の中では新しい建物。

        札幌農学校時代から収集、保存、研究されてきた400万点が蓄積されている。
        今回初めて知ったが、北大構内は全域にわたり埋蔵文化財の発掘がされてる。

        古くから人々が生活し、集落や墓地があったことが分かってきたそうです。
        約5000年前から、現代までの地層4㍍のはぎ取り標本の展示があった。


 いつもの裏口入学です。
 自宅からはここが一番の近道。


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 農学部農場を通り。


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 歴史ある北大、構内には巨木も。
 自然林と思わせる所も多いです。


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 総合博物館到着です。昔に一度これで二度目。


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 玄関入った所、重厚感があります。


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 『約5000年前から現在までの地層のはぎ取り標本』
 写真では分かりずらいです。
 工学部研究棟裏の、深さ4㍍幅90㌢の標本。 4㍍に5000年の歴史!!


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 最下部の約5000年前にも、落葉広葉樹林があったことが分かった。


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 埋蔵文化財の紹介です。
 縄文中期、約5000年前。地下3㍍からみつかる。


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 続縄文土器、 約2100年前。


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 続縄文土器、 約2200年前。


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 原産地の異なる黒曜石。 続縄文期(約2000〜1500年前)
 赤井川系、旭川地区系、十勝地区系等があり
 交流があった事を示してます。


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 『北大式土器』
 枝で突いた連続する穴が特徴、大学名がついた土器は珍しい。
 ポプラ並木の所から出土。 続縄文後半期。 約1500年前。


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 続縄文後半期石器。  約1700年目。


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 擦文土器。 約1150〜1050年前。


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 博物館3階に上がる。
 北大研究所で使われた古い顕微鏡です。


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 自分にも懐かしいタイガー計算器。若き頃仕事で使いました。
 歯車の組み合わせで演算、掛け算、割り算できたと思います。
 昭和40年頃までがピークでその後電卓でしたね。


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    広い北海道大学構内にこれほどの貴重な埋蔵物が
    発掘された事に驚きです。
    それも、各年代にわたり発掘されている。
    現在の多くの建物の下にも、眠ってるのではないでしょうか。
    夢がありますね。


       
  1. 2019/10/30(水) 07:49:55|
  2. 北海道大学
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札幌市〜北大植物園、その② 歴史的建造物多数、重要文化財。 樺太犬タロ剥製。   2019,10,23。

         前回は、深緑の植物園を中心に紹介。
         植物園には、多数の重要文化財の建物がありました。

         その中に、南極観測で活躍したタロの頼もしい姿も!


 正門です。


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 重要文化財。
 北海道大学農学部に、明治36年に建てられた便所を
 大正7年現在地に移築された。


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 重要文化財。
 植物園・博物館事務所、明治34年竣工。
 室内の机、棚等も重要文化財に指定。


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 重要文化財。
 植物園・博物館倉庫、明治18年竣工。


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 登録有形文化財。
 バチェラー記念館、明治31年竣工。
 アイヌ民族の教育、文化向上に意を注いだイギリス人宣教師
 J、バチェラー博士の邸宅です。


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 重要文化財。
 明治15年竣工、北海道開拓使時代明治10年偕楽園内に、仮博物館を設置
 明治15年現在地に建てられる。


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 わが国初の輸入製粉器の石臼。
 明治初期アメリカから輸入。(複製資料)


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 樺太犬タロ。
 昭和36年第1次南極観測隊に参加、その後15頭が基地に取り残されるトラブル。
 1年後タロ、ジロの生存確認され帰国、北大植物園で飼育された。
 ジロの標本は東京国立科学館に保存されてるそうです。


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 緑に陽射しが!!!


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    植物園で多数の歴史を見ました。
    タロに会えたのも感動。

  1. 2019/10/23(水) 07:42:34|
  2. 北海道大学
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札幌市中央区、中心部に緑のオアシス〜北大植物園、その①。(2019,9.26) 2019,10,16

        市中心部に、13,3㌶の広大な森に4000種の植物。
        北海道大学の前身、札幌農学校のクラーク博士が明治10年に
        開拓長官に進言により、完成に向かった歴史があるそうです。

        札幌駅から、徒歩で可能な場所。
        特に夏の暑い季節には、癒しと探索には最適。

        園内には、記念館、歴史的建造物も見学でき子供にも喜ばれそう。
        自分が見学した時期は遅く、季節により花も見られるそうですよ。
        資料多く二回に分けて投稿します。


 一角すべてが植物園。

     



 北大植物園正門。


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 園概要です。


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 植物園門衛所。
 重要文化財、明治44年竣工。


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 北方民族資料室アイヌ『衣、食、住』関係資料多数。


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 宮部金吾記念館。
 明治34年竣工、札幌農学校二期生でもあり植物園初代園長。
 昭和21年文化勲章を受賞。


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 札幌最古のライラック。
 明治23年頃、スミス女史(北星学園の創始者)が
 故郷アメリカから携えてきた苗木から育てたものだそうです。


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 園を散歩、札幌中心部と思えない静かさ。


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 ハルニレの古木。
 北海道に多く、春に花が咲くのでハルニレ。


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 小さなな池も!!


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 大きい。


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 主幹がはっきりしない樹木。


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 花のシーズンが過ぎてて、今日初の花。


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 広場もあります。


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 東屋で休憩です。


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 気温高い日は、最適空間。


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 都会の雰囲気も見せます。


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      入園料 420円。
      札幌市民でありながら、初めての入園でした。
      来年は花の時期に探索したいです。
 
  1. 2019/10/16(水) 07:30:58|
  2. 北海道大学
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北海道マラソン北国を走る〜復路35㎞地点で応援。男女共日本人優勝。   2019,10,9

        8月25日開催。
        自宅から近い、何時も通り35㎞地点で応援をした。

        北海道マラソンは、昭和62年で始まったそうです。当時439人。
        現在は20000人規模、大通公園テレビ塔の電光時計のカウントダウンでスタート。

          男子優勝者    松本稜選手   2時間12分57秒
          女子優勝者    和久夢来選手  2時間33分44秒


 8月25日。
 不安定な天気だったが、青空も。


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 復路35㎞地点、トップランナーが来たようです。


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 パトカーで先導。


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 トップの選手です。
 往路にはまだ折り返しに向かう選手も多い。


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 次にトップグループの集団。


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 治療を受ける女性ランナー。
 後5㎞頑張ろう。


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 給水所です。
 多くのランナーがお世話になります。


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 参加ランナーも多いが、後ろから走る収容車のバスも多い。


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   実は、マラソンを見ると懐かしい思い出があります。
   若い頃、道東勤務時代に、駅伝マラソンを社会人チームで参加した事がありました。

   当時駅伝競技が盛んで、北見、網走間。 北見、温根湯間。
   網走、紋別間などがありました。
   
   青森、東京間駅伝もありましたね、自分の走力ではとてもおよびでもありませんでした。

          
  1. 2019/10/09(水) 07:30:46|
  2. 札幌
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樹齢1500年目見張る存在感、石狩市浜益区、黄金山『イチイの木』    2019,10,2

         石狩市浜益区、黄金山山麓の巨樹『イチイの木』北海道ではオンコの木とも。
         札幌からは、当別町から道々28号線当別浜益線を北上国道451へ。
         石狩市から、国道231号線を北上し451号を右折の方法もある。

         紅葉の季節ですが、自分は昨年から車生活卒業で、ネット及び石狩市
         HPからお借りして紹介します。
         交通の便の悪いところで、車利用でないと無理のようです。






       



 黄金山。
 標高740㍍,浜益富士とも呼ばれ、頂上からは暑寒別連峰、
 積丹半島が一望できます。


黄金山全景


 推定樹齢1500年、全国6位だそうです。


イチイ全景。


 樹高18㍍, 本当に巨樹です。


巨樹。


 根回り5㍍以上だそうです。
 日本海の北風、豪雪にたえた見事な姿。


イチイ根回り


  昭和29年台風15号今でも忘れませんが、北海道では大きな被害がありました。
  悲しい洞爺丸事故もありました。

  森林の倒木被害も大きく報道されました、黄金山のイチイの巨木
  頑張ったのですね。

 
  1. 2019/10/02(水) 08:01:28|
  2. 北海道
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プロフィール

N.PIKA

Author:N.PIKA
大雪山を一望できる上川盆地で育ち、旅、登山、釣りを趣味として年輪を重ねたオジサンです。
全国車中泊の旅を3度トライしました、

イラストは大雪連峰です。

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