札幌地下鉄南北線、南の終着駅の真駒内にエドウィン・ダン記念館がある。
記念館は、札幌景観資産国登録有形文化財に指定された歴史的建築物。
ダン先生は米国人で明治9年から6年間北海道開拓使の指導者として、うっそう
たる原生林を切り開き、真駒内に『牧牛場』を建設、酪農の先駆者として指導。
又、道内各地で家畜の飼育法や乳製品の加工も指導。
真駒内駅前、記念館はこの先にあり歩いて10分くらい。

エドウィン・ダン記念館。
記念館は牧牛場の事務所として建てられた。
下見板張り、寄棟造の洋風建築。 下見板張りは昔の北海道では良く見た方法。

窓に特徴がありますね。

ダン先生、疲れを癒したところでしょうね。

正面を入ったところ、実に落ち着きのある空間。

ダン先生の日常生活を想像させる、展示品も多い。

晩年のエドウィン・ダン先生。

エドウィン・ダン記念公園、記念館の隣りに続いてました。
牧牛場第1号牧舎を建てた記念の場所。

公園のダン先生の銅像。
肩には農具と小さなめん羊を背負ってる。

記念館庭園の愛称『オンコ、桜』樹齢170年。オンコはイチイとも呼ばれますね。
この木は、オンコの枝股から桜が共生してる珍しい木。私は初めて見ました。
小鳥が落とした種が育ったのでしょうか。

今年春の姿、桜が満開。
何とも不思議な感覚。

平成28年に、ダン先生の米国人の子孫の方が訪問
ダン先生の作業の様子、記念の品々など記念館としてまとめてくれて
感謝し感激してたそうです。
再度家族で再訪する予定だそうです。
- 2018/05/30(水) 08:06:25|
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北海道大学は自宅から散歩圏内。
何時もは、校内の紅葉、新緑の季節の散歩が多くブログにも何回も投稿しました。
今回は初春の4月19日の記録ですが、北大農場側を歩いてみました。
札幌市の中心部に有りながら、実に広大な北大を再認識しました(177万㎡)
南北約1,5㎞のメインストリートの左右に各施設が並ぶ配置。
大正7年設置ですが、前身は明治9年設立の札幌農学校である。
札幌駅から徒歩5分くらいの好立地です。
最近は観光客の散歩姿も多く見かけますよ。
春の息吹が近い頃の北大第1農場。
左奥には温室が見えます。

農場の約半分は牧草地、夏には牛さんがみられます。
右半分は、飼料作物が作られてます。

農場左手の平成ポプラ並木道2000年に植樹されてます。
ポプラは成長が早いですね。 この道路は車は通行できませんよ。

農場先に見えるのが札幌駅近くの高層ビル街です。
いかに市中心部に近いかわかりますね。

北大校内を散歩してると、開拓期の原生林と思わせるところがあったり
奈良時代から平安時代の、アイヌ住居跡の竪穴住居跡遺跡の保存等
メインストリートより、少し離れた所の散歩が新しい発見がありますよ。
紅葉の北大、新緑の北大記事紹介。(リンク)
・ 2013年07月18日 『
新緑の北大キャンバス』
・ 2013年11月05日 『
札幌農学校第2農場の秋』
・ 2017年11月16日 『
北海道大学秋の光景』
- 2018/05/23(水) 08:10:32|
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初めての鑑賞、ミクストメディアの美術。
水高和彦さんは、2年連続で最高賞を受賞してる美術家
『ミクストメディア』とは木材や金属などの素材を組み合わせて作る技法。
水高さんは、古い舟や古い建築物の古木材や有刺鉄線の素材が多い作品。
会場には、最高賞作品の他独創的な32点が展示されていた。
撮影許可OK.
札幌市中心部の『さいとうギャラリー』会場。

会場は落ち着いた雰囲気。

新北海道美術協会展
最高賞受賞作品『2017コンポジションⅡ』
くぎが刺さり、塗装などの跡が残る細い木片を何層にも
積み重ね、平面の絵に見える。
皆さんはこの作品を見て何をイメージしますか、水高さんは人それぞれのイメージで
鑑賞してくれればとの事でした。

両作品共、古い木材利用ですが何故か落ち着けます。

古木材と有刺鉄線利用の作品。

有刺鉄線の使い方が独特、おもしろい。

古木材と錆びたくぎ
錆びたくぎ久し振りに見ました。なつかしい。
昔古い家屋でよくみました、自分の小学校時代の校舎でも見ましたね。

子供の頃の故郷を思い出す作品。

個展を鑑賞させていただき、田舎、故郷、幼少時代、昔の友人、昔の遊び。
など、思いだされる作品に感じました。 水高さんの作品制作動機とは違うかも知れませんが。
『ミクストメディア』と言う美術技法も初体験。
世の中にはまだ、知らない世界が多くあるのですね。
- 2018/05/16(水) 07:34:25|
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キモイ展の情報があり、興味があり見てきました。
会場は大道公園テレビ塔から、東方向で徒歩圏内サッポロファクトリーレンガ館。
世界は広い、変わったキモイ生物が多い事に驚く。
会場は暗く、中にはピンボケもあります、了解下さい。
あまりにも、投稿に耐えないキモイ物は除きました。
撮影許可ok。
現在は終了してます。
サッポロファクトリーレンガ館。
サッポロビール創業明治九年歴史ある建物。開拓期の疲れを癒したのでしょうね。

キモイ展案内。

ツヤケシオオゴミムシダマシ。
サナギの姿、一匹、一匹を見るとキモク無い。
集団になると駄目ですね。

成虫になると普通。

パーカーナガクビガメ。
インドネシア、パプアニューギニアの河川に生息。
首を甲羅にしまうことができないそうです。

マタマタ、おもしろい名前ですね。
河川に生息、頭は左側良く見ると目がわかりますね。

スッポンモドキ。
ギニヤ、オーストラリアなどの河川や湖に生息。

プロトプテルス、エチオピクス。
アフリカ、コンゴに生息する、肺呼吸もできる魚。
頭は向こう側のようです。

マルメタピオカガエル。
アルゼンチンに分布、完全水中のカエル。
ほとんど頭と口だけの姿は愛嬌あるが、攻撃的でかみついて来る事もあるそうです。

ジャワヤスリヘビ。
東南アジアからオーストラリアに分布する水性のヘビ。
中心水面に近い所が頭、水底にしっぽがみえます。

アフリカツメガエル。
南アフリカ原産、完全な水中生活、陸上では上手に動けないそうです。

アフリカウシガエル。
アフリカ南東部のサバンナに生息。

ツギオミカドヤモリ。
ニューカレドニヤに生息、世界最大のヤモリ。

オオカメレオンモドキ。
キューバに生息、中央木の枝にいますね。
体色を変化させることができます。

オマキトカゲ。
パプアニューギニア、ソロモン諸島に生息。

テキサスラットスネーク。
北米を代表するヘビ、先天的にうろこの消失、欠損した個体。
外傷に弱い。

ヨーロッパアシナガトカゲ。
バルカン半島からカスピ海の西アジアに生息。
一見ヘビのようだが足が退化したトカゲ。

ハナトガリガエル。
ソロモン諸島の林に生息するカエル。
枯れ葉に擬態してる。

ファイアサラマンター。
ヨーロッパに生息するイモリの仲間、どうもイモリには見えませんね。

イエアメガエル。
ニューギニアからオーストラリア北部の森林に生息。

ドブネズミ。
遺伝子変異を起こしたドブネズミで体毛がない。

スキニーギニアピッグ。
モルモットの体毛遺伝子変異。

メキシカンレッドニー。
メキシコ太平洋側に分布、外見は毒々しいがおとなしい性格。

カーリーヘアタランチュラ。
コスタリカ周辺に生息する大型のクモ。

ブラジリアンサーモンピンク。
世界でも5本の指に入る大型種。

ダイオウサソリ。
アフリカ中西部、恐ろしく見えるが毒性は強くない。

マダガスカル オオゴキブリ。
マダガスカルに生息する、大型のゴキブリ。

ヨロイモグラゴキブリ。
オーストラリア生息、世界最重量ゴキブリ。

オオヤスデ。
アフリカ生息の大型ヤスデ。

トルキスタンローチ。
中東原産のゴキブリ。
強い生命力を持ち、おそろしいスピードで増殖する。

ゴールデンウイーク終了早々、目の保養にもならない記事で申しわけありません。
しかし、キモイ生物もゆっくり眺めてると可愛くみえてくるものですね。
これ本当です、不思議な体験でした。
でもヘビだけはダメですね。
- 2018/05/09(水) 07:44:03|
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星置緑地は、小樽方面に向かいほぼ札幌市の西端。
自宅からバスで琴似駅へ、ここからJRで星置駅ミニ旅、小学生の遠足気分(笑)
星置駅からは、約500㍍徒歩7分くらい高齢者グループの自分でも楽々。
毎年この緑地に今の時期ミズバショウの開花は知ってたが訪問は初めて
広い緑地ではありませんが、木道が整備されトドマツ、ヤチダモなどの樹林地内に
湿地植物のミズバショウ、オオバユリ、キクザキイチゲ、コジマエンレイソウ、
エゾノリュウキンカ等春の花がみられました。
夏になると、夏の花にかわり別の楽しみがあるようです。
JR星置駅到着、ここから歩く。

左はJR函館本線、右は住宅街。

星置緑地到着、案内板です。

緑地園内には木道が整備、ミズバショウのシーズン見学者も多い。

ミズバショウです。自分には何十年ぶりかのご対面。

見学時期としては良かったようです。
奇麗な姿を見せてくれました。

少しアップして。
真っ白な花びらのようですが、これは葉の一種だそうです。
本物の花は黄色い棒のような部分。

緑地まわりは住宅街。
良く保存してくれましたね。

北海道でもミズバショウを見るには、山に入り沢の湿地帯でまれに見かける程度
このような都会の住宅街では、本当に珍しいことです、大事にしたいですね。

奥に住宅街がみえます。

エゾノリュウキンカ、フキのような葉をしてます。
北海道では、ヤチブキの名で知られ山菜として利用もされます。

左、キクザキイチゲ。
本州では紫色が、道内では白花が一般的だそうです。
右、名前不明。ポツリと!!! 見てねと言う雰囲気。


木道には、何ヶ所かのベンチがあり自分はそこでオニギリタイムをさせて貰いました。
小鳥の声を聞くことはできませんでしたね、まだ木葉が芽吹いてないせいでしょうか。
湿地にはエゾサンショウウオ、エゾアカガエルが生息してるそうですが
見かけることができませんでした、まだ冬眠中なのでしょう。
湿地環境を守るため、アシ、ササの刈り取りなど苦労も多いようです。
- 2018/05/02(水) 08:10:43|
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