元北大名誉教授の故石川俊夫氏の次男が企画した展示会でした。
父が長年をかけて収集したたばこパッケージをぞんざいに扱ってきた
罪滅ぼしに企画されたそうです。
故石川俊夫氏は、火山学を専門とし日本火山学会会長などを務めてました。
40歳ごろに禁煙したが、趣味のパッケージ収集は続けたそうです。
展示品は戦前のレトロなデザインや海外など約1000点でした。
自分も若き頃喫煙者一部懐かしい物がありましたが、ほとんどは父親、祖父の時代
懐かしく拝見させていただきました。
撮影許可と報道機関に実名、写真入り
で報道、実名を使わせてもらいました。
大通美術館が会場、向こうに歩くと大通公園。

重厚な入口。初めての見学です。

故石川俊夫氏次男雅康氏の開催ご挨拶。

日本から世界のパッケージ。
本人の収集の他、研究者仲間や教え子たちも国内外の珍しいたばこを求めては
石川さんに贈ってくれたそうです。

日本国内パッケージ、左部分。
自分の喫煙者仲間入りパッケージがありました。
echo . CASTER . いこいもそうですがここには見えませんね。

チェリー。 こんなに種類あったのですね。

ハイライト、マイルドセブンも種類の多さに驚き。
ハイライトは右下は知ってますね。

ピース、 2段目右端は良く覚えてます。
香りの良いたばこでしたね。缶入りピースがありました。

沖縄、台湾、中国製。

イギリス製。 パッケージに高級感があります。

ロシア、インド、オランダ、ギリシャ製。

チリー、アルゼンチン、エジプト、トルコ、オーストリア製。
良く収集できましたね。

ゴールデンバット、専売局とあるから古い時代物。
左側10本入り、定価八銭とある。
右側上段、北海道大博覧会記念。
中段、名古屋太平洋平和博覧会記念。
下段、博覧会記念。

朝日、 懐かしいたばこ、妻の父親が朝日でした。
左下の朝日だったように思う、半分空洞でつぶして吸い口を作ってましたね。

ピースも長い歴史でこんなに種類あったのですね。

いこいありました。 自分の時代のいこいは無いようです。

アメリカ、 やはり数が多い。
KENT, Marlboro、は日本でも良く知られたたばこ。

どのパッケージも鮮やかな色を保ってる。
次男氏の展示会企画に、戦前から60年以上にわたって収集した父親
も喜んでることでしょうね。
現在は展示会終了してます。
- 2018/04/25(水) 08:05:38|
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札幌市は日陰に残雪を見かける程度、ようやく春近しです。
北区百合が原公園で『春の花展』の報道、花音痴の自分ですが鑑賞してきました。
百合が原公園は札幌市の総合公園で、昭和58年に開園、面積25,4㌶と広い。
約100種類の世界のユリが植栽されてるそうです。
その他、遊具広場、パークゴルフ場、芝生広場、世界の庭園、園内をゆっくり巡る
リリートレーンのマメ電車等老若男女が楽しめる公園です。
百合が原公園緑のセンターと大温室。

広い公園側入口、日陰にはまだ残雪が!!
春を待ちわびてる人達が多い。

春の花展の案内。

大温室に入ってすぐ、香りが!!!
マーマレード ブッシュ。 コロンビアに分布、標高2000㍍地帯に自生。

花の種類、花展の開催時期がうまく考えられてます。
すべてが見頃です。

今日が満開ですよと言う感じ。

キク科 サイネリア。

ユリの種類でしょうか。

寒牡丹 『戸川寒』
きれいな色彩がひときは目立ってました。

大温室中央には水路、今年はじめての企画だそうです。
まわりには、小さな花たちが咲いてました。 カタクリ、福寿草等々。

桜も満開。

大温室、大、小の木、花が楽しめます。

小さな白い花ですが奇麗でしたよ。
マメ科、ハーデンベルギヤ。

白と薄紫、良いですね。

ハンカチの木。

これです。

ツバキ科『春曙紅』多くの開花はこれからのようですが
中には満開の姿も!!!

ここは、ツバキ通りのようです。

ひとあし早く春の先取りでした。
私には春と言うより、初夏の雰囲気を感じましたね。
- 2018/04/18(水) 08:05:52|
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三笠市は、石炭と化石の街と言っても良いかも知れません。
今まで何度も訪問、何度かにかけてブログ紹介してきました。
しかし、抜けてる石炭歴史の場所がありました。
石炭輸送からスタートした旧幌内鉄道の中で保存されてる駅舎唐松駅と
唐松千代田地区の旧炭住街です。
まだ、雪深い3月8日訪問してきました。
札幌は雪も少なくなった時期ですが、三笠市に到着して驚き、さすが北海道
でも豪雪地帯、残雪の多さにびっくりでした。 唐松駅=とうまつ駅
三笠市の石炭と鉄道の歴史は、まさに北海道の石炭、鉄道の歴史と言って良いでしょう。
明治13年小樽、手宮から札幌まで北海道最初の鉄道が開通。
その後まもなく、三笠、幌内地区で石炭が発見され幌内太駅(旧三笠駅)と結ばれる。
三笠地区でも、幾春別、奔別地区でも石炭が発見、幌内鉄道として延長されその内の
一つの駅が旧唐松駅になります。
廃線後は取り壊しは無かったが、廃墟となり荒れ放題だったそうです。
現在は唐松町地元有志のボランテアで立派に、保存管理され訪れる人も多いそうです。
旧駅舎前にバス停があるようです。

深い雪で近づく事ができません。
半分くらい雪で埋まってるようです、本当に豪雪地帯。

旧唐松駅、夏の風景。 WiKipediaより。
開業昭和4年、廃止昭和62年。

待合室。
屋根は大きなギャンブレル屋根で、天井は高く広く感じるそうです。
本当に立派に管理されてるのが分かりますね。

旧唐松駅後方高台に、唐松千代田地区北炭系旧炭住街がありました。
唐松地区と幾春別川を挟み反対側には、弥生柳町があり住友系の炭住街があります。

無人の炭住街。
広い旧炭住街では、除雪がされてる生活されてる住居が有るのでしょうね。

窓には、ベニヤ板が!!!

旧炭住街のほぼ中心に共同浴場が。
生活されてる住宅有る事がわかりますね。

幌内鉄道の建設、技術を伝えた重要な人物が居ました。
その人は、アメリカ人のジョセフ・クロフォード氏で明治11年土木顧問として着任。
詳しくは次のクロフォード公園、三笠鉄道村ブログで書いてます。(リンク)
・2014,10,15
三笠市『日本ジオパーク』三笠市を歩く〜クロフォード公園〜三笠鉄道村
- 2018/04/11(水) 08:10:39|
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過去ログ
3月8日日本一のアンモナイト博物館、三笠市立博物館を訪問しました。
札幌市では融雪も進んでましたが、札幌から約60㎞ですが北海道の豪雪地帯
残雪の多さに驚きでした。
三笠市は北海道石炭の歴史を知るには最高の地です。今まで何度か訪問しましたが
博物館ははじめてでした。
『ひとまたぎ5千万年』と言う地層が見られ、垂直に隆起した泥岩、砂岩の約
1億年前の白亜紀層と、石炭層を含む約5000万年前の地層の観察ができます。
(雪が融けなければ無理ですが)
札幌市からは近い距離。
豪雪地区見落とすところでした。

2時間くらい見学させてもらいましたが見学者は私一人。
正面入口、除雪は完璧。

アンモナイト展示室。

日本最大級の標本、一部欠損部分は復元、中生代白亜紀。
直径1,3㍍。580㎏.

イカやタコの仲間で、中生代の海で大繁盛したそうです。
国内では北海道から最もたくさん見つかってる。

中生代白亜紀、大きい部類。

世界最大のアンモナイト、実物模型。
殻の直径 約2,5㍍.

『異常巻きアンモナイト』知りませんでした。
いろんな種類があるのですね。

これも異常巻き!!!

小型アンモナイト、正常、異常巻きいろいろあります。

標本の多さに感心です。

いろんなタイプがあります。
バネのような異常巻きでも、右巻き、左巻きがあるようです。

奥の方にも展示が!!!

肉食爬虫類モササウルスの仲間の頭骨の展示もあった。
三笠市から発見、国の天然記念物にも指定されたエゾミカサリュウ。

クリーニング道具です。
こまかな作業いろんな種類があります。

三笠市は石炭と化石の歴史でもあります。
玄関に展示の『大塊炭』 昭和54年三笠市幌内炭鉱、 約1500㎏。

帰りに職員から、貝の確認ができる小さな化石をいただきました。
小学生、中学生の夏休み期間中の石炭の歴史、化石の体験学習には
最高に充実したところと感じましたね。
- 2018/04/04(水) 08:05:17|
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