江別近郊は、昔からレンガ産業が盛んな地域。
昔は旭川近郊で、水はけの悪い水田の暗きょに使われた記憶がある。
ここ、旧ヒダ工場跡は、紆余曲折の歴史があったようだが商業施設に
生まれ変わった。
施設名『EBRI』(エブリ)はEBETSU(江別)とBRICK(レンガ)の造語。
過去にレンガを生産した土を原点に、今は小麦、野菜、酪農製品など食文化が
EBRIに集められていた。
旧ヒダ工場は、明治24年肥田房二氏が土管の製造を始めた、平成10年廃業。
平成28年エブリがオープン。
平成31年国の登録有形文化財に登録される。
江別市野幌駅、

左に曲がり歩く、さすがレンガの街。
レンガの利用が多い。

EBRI到着です、隣りの公園から。

正面入り口。江別市東野幌町。
野幌駅から歩いてすぐ。

裏側に回ってみた、レンガ工場時代の煙突でしょう。

大きな工場だった事が想像できます。
存続に紆余曲折があった時、江別市が工場、建物を取得保存したそう。
貴重な物が残りました。

物置もレンガです。

店内の様子を少し、ここは食料品。

海の幸もありました。

EBRIの勲章。
歴史的価値観に気づいたのですね。

曜日により、キッチンカーも多く集合だそう。
集客の多さが分かります。

見学しながら若き頃を思い出したことがありました。
昭和40年代前判、レンガ製造焼成炉とレンガの勉強で愛知県西尾市
に長期出張の経験でした。西尾市は築炉業者の多いところ。
仕事の関係で、大型発電ボイラ、ライムキルン等で耐火レンガを
多く使っていた。
- 2020/09/30(水) 07:55:45|
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苗穂まで用件があり、JRで行く。
久し振りに江別市まで、足をのばした。
以前第三小学校レンガ円形校舎の閉校を聞き来たことがあった。
この地方はレンガ生産の多かった地区。
江別郷土資料館によってみた。
『冬の暮らし展』開催中でした、暖房器具の展示。
2019,12,15〜2020,3,21までの企画。
3月5日〜末まで新型コロナウイルスの関係で閉館の報道がありました。
江別市で4名の感染者報道。
江別駅、まだ雪の季節でした。

駅前の水道局庁舎、やはりレンガの街です。

王子エフテック江別工場、工場本館は見えませんが大きな工場です。
製紙関係の会社。
工場の向こう側は、大雪山を水源とする石狩川です。

レンガ造りの蔵でしょうか。

江別市郷土資料館到着です。
この地方は、札幌市に近いですが積雪は多い。

資料館も一部レンガ。

一階フロアー展示、正面にひな人形。
右側にストーブ展示。

珍しいストーブもありました。

フクロクストーブ(左)とルンペンストーブ(右)
フクロクストーブは国産初の貯炭式ストーブ、大正14年札幌
の鈴木豊三郎商店が発売

ルンペンストーブ内部。
半分くらい石炭入れ上から着火します、燃え切ると別のと交換しました。
したがって、二つ必要でした。このストーブは昔良く見ました。

薪ストーブ(左)ダルコストーブ(中)地球形ストーブ(右)
地球形ストーブはタコストーブとも呼ぶ、明治から昭和40年頃まで
鉄道客車で使用、最初は寸胴ストーブだった。

カスタマストーブ。
貯炭式、大正15年に『八千代ストーブ』として発売。

火ばちと鉄釜。
火ばちは陶磁器が多い、北海道ではあまり見かけませんでした。
鉄釜はご飯を炊きましたね。

煙突の所に湯沸かしをつけて、煙突の熱を利用してましたね。
江別資料館には有りませんでしたが、籾殻と石炭を混ぜて利用した
ストーブも有りました。
- 2020/06/10(水) 07:42:04|
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